C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

マスクを使った一括処理

PixInsightでのマスクを使った背景フラット補正で、ライト画像全てに一括でやれる方法をForumで検索した結果、それと思しき記事は見つかった。一括処理はImage Containerと特定Process IconかProcess Containerを使って行うと言うのは当たり前のようだが、マスク処理では使うProcessはHistory Explorerとなるのが特徴のようだ。残念ながらライト画像での背景モヤモヤは1枚づつ見ていくと違っていて、同じマスクで補正は無理だと分かり、結局はこの一括処理は使わない事になったが、処理手順を備忘録として残すことにした。DBEやABEでの処理をライト画像全部に当て嵌めて済む場合には良いが、それで不十分なケースはマスク使った処理も必要になる。
●最初の処理
右図はマスクを使って背景の明るさを
CurveTransformationで操作している状態を示している。この処理が完了すると処理履歴はProcess Historyに保存される。(画像を保存して閉じるとHistoryデータは消失)




●Process Iconの作成
History Exploreを開いて、上記の処理
画像を選択し、Maskの所にマスク画像IDが出ていればOK。
画像内に 書いた手順でインスタンスアイコンを作ればProcess IconはWork Space内に表示される。












●Image Containerの準備
この作成手順では特別な操作は無く、
Image Containerの操作例に従えばOK。なおOutput TemplateのHelpを見ておかないとうっかり&***;のコマンドを消してしまい「あれれ??」となるので注意が要る。





●処理実行
Image Container アイコン上に History ExplorerのProcess Iconをドロップ
すれば処理は実行される。