C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

MAMIYA APOレンズでM31 アンドロメダ銀河

やっとこさ晴れてアンドロメダ銀河の撮影ができた。面の木は結構な賑わいだったものの、いつものメンバーの姿はなくどうしたのかと拍子抜け。
今宵M31撮影に使った機材は、MAMIYAの250mmAPOレンズで、7月に撮影した際はヘリコイドに付けたカメラマウント固定がまずくガタがあり、星が流れたようになって失敗した。ネジ長不足が原因だったため長めのネジを買って直したが、デジ一眼程度の重さなら何とか使えるものの、CCDカメラ+フィルターホイールを付けると重さで撓んでしまう。そこで自作の補強装置を作って凌ごうと、この8月にエッチラオッチラとパーツを加工して組み立て調整してやっと実戦に使えるまでになった。ただCCDカメラで使うにはカメラマウントではダメで、ネジ込み式の固定でやれるように専用アダプターを特注することにした。まだアダプターは完成していないため、デビューは11月になりそうだ。MAMIYAレンズの性能は評判通りで、四隅の星まで収差無くてスッキリで暫く楽しめそうだ。

撮影日時 : 2022.09.24 PM21:30~ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場 
機材 : MAMIYA APO SEKOR RZ250+ Nikon D5100(LPS-D1フィルター)
   SynScan On GPD + ASI120Mガイドカメラ + PHD2(APT撮影)
撮影条件 : ISO1600, 5分×18枚、総露光時間 90分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC

下の画像はレンズにヘリコイドを付けた状態で、重たいレンズのため2点でバンド固定し、ヘリコイドの後端は重たいカメラで使えるように補強装置で支持するようにした。

次の画像では補強金具はピント調整用にスライド機構にしてあり、調整後はネジ固定できるようにしてある。