C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

しし座銀河 NGC2964+2968+2970

写真右からNGC2964,2968,2970と並んでいて、2964は手前にありその先に中央の銀河NGC2968と左の2970がある。この2968と2970の間には見て分かる通り薄っすらと星の帯があり、これを撮ってみた。淡いのでさほどインパクトは無いが、まん中の銀河サイズは直径で10万光年もあるので星の帯は相当長い。どっちかの銀河からはぎとられた星々なのだろうなぁーーー。

この画像処理ではステライメージは全く使わず、PixInsightとPhotoshopで行った。冷却CMOSでの撮影ではISO値は無いのでPixInsightで阻まれることなく処理できる。PixInsightサイト内にある処理事例ではどんな時にどんなツールを使うのかが結構詳細に書かれていて参考になる。そうした事例を見て、右の銀河の渦巻模様を際立たせる処理をしてみたら、容易くやれてしまって唖然。
(1/25 ピンボケ風解消のため画像復元+アンシャープ処理追加し、画像入れ替え)

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撮影日時 : 2021.01.14 PM23:30- 撮影場所:茶臼山面の木駐車場
機材 : TS25cm反射+TMaxコマコレ + QHY178Mカメラ + ASI LRGBフィルター
          EQ6Pro + ASI174Mminiガイドカメラ + PHD1 (オフアキガイド)
撮影条件 : 冷却温度-20℃, L :1bin 10×9枚、RGB:2bin 各5分×4枚、総露光時間150分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC