C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

とかげ座 Sh2-126

この星雲撮影に135mmレンズを使ったが、古いNikkor Ai 単焦点135mmは600グラムもあって重たいため、ポタ赤で使うにはバランスウェイトが必要だ。バランス用シャフトは以前作っていたが、適当なウェイトが無くてほったらかしになっていた。先日スポーツ用品店…

NGC6888とSh2-104

零時近くになってやっと晴れて、天の川も天頂に近づいたせいか良く見える。はくちょう座のNGC6888(三ケ月星雲)だけでは詰まらないので、近くの小さな星雲Sh2-104を写野に入れて撮ってみた。写真左上のNGC6888は明るく良く写るが、右下の赤丸星雲Sh2-104は何…

NGC7000とSh2-119

月没が0時近くながら面の木は結構な賑わいだ。北側駐車場には既に観望組がベストポジションを占めていたため久々に南側で撮る事にした。準備は終わっていざと言う段になっても雲行きは悪くてなかなか晴れて来ない。気象衛星画像見るとうーーん、と言う具合だ…

M16星雲中心部(ベランダ)

遠征は早々と諦めたが、21時過ぎても良く晴れていて「しまったなぁー」。こんな天気が続きそうで、撮り残しのおとめ座銀河も今年はもう無理のようだ。ベランダからわし星雲M16を撮ってみたが、L画像の撮影途中で曇ってしまった。RGBは撮り終えていたので画像…

りゅう座 銀河NGC5907

この所横向いた銀河の撮影が続いていてまたもや横向き銀河なのだが、その横向き銀河NGC5907は際立った特徴を持つ。何と銀河を取り巻く星の襟巻がある!! これを撮れないかとやってみた。伴銀河がNGC5907に近づいて、銀河周囲を周回するうちに形が崩れて襟巻に…

となりのヘルクレス

こと座の右斜め上にヘルクレス座があり、はくちょう座・ケフェウス座に続いてこと座とセットで撮ってみた。かんむり座と違ってこちらは撮影も観望も楽しめるのだが、天の川から離れているので、写真としては華やかさが無く何だかなぁ・・となる。5月2日に投…

おとめ座 銀河NGC4762+NGC4757

下の写真で左の銀河NGC4762は形態上はレンズ状銀河で、レンチキュラー銀河と言うタイプだそうだ。渦巻銀河のような渦巻腕は無く、星間物質を使い切って星形成の止まった平たい円盤が特徴だとHubbleのサイトに書いてあった。右側のNGC4757もレンズ状銀河なの…

はくちょう座~ケフェウス座

先日の50mmレンズでの星座写真はさっぱりの出来で失敗となった。今宵はフィルター付きのレンズを使って天の川のあちこちを撮ってみた。ポタ赤は使わず三脚固定で10秒露光x6枚でもそこそこの出来栄えとなるが、天の川が無いとやはり華がなく落ちる。写真やや…

おとめ座ii 女将 NGC5084

NGC5084はおとめ座銀河団の中のローカルな銀河群に中にあって中心的な存在なのだそうで、地球からの距離は6200万光年ながら、銀河直径は天の川の2倍くらいとデカいので、我が機材でも結構大きく写った。この写真には小さな銀河が数個写っているが、これらの…

かんむり座

天の川は未だ上がってこないので、星座の中では唯一可愛らしい形のかんむり座を撮ってみた。ぼかしフィルターを入れていない50mmレンズで撮ったので、画像を見てもどれが「かんむり」だ?? ( ゚Д゚)星景写真の星をあれこれ細工する方法はWebで沢山出てくるが、…

りゅう座 銀河NGC5905+5908

写真左下の銀河がNGC5905で、か細い2本腕が巻き付いていて印象的な姿だ。右側の真横を向いたヤツが5908でこの銀河はソンブレロ銀河に良く似ているとネットの天体情報サイトには出ていた。確かに強調してみるとバルジ辺りがグンを膨らんでソンブレロ風になっ…

天の川 いて座~わし座

月もいなくなって天の川も隋分高い所まで登ってきた。天の川撮影の人達もやっきて少し駐車場が賑やかになった一方で、何やら近くで自車にライトを当てて写真を撮っているカップルがいた。暗いので良く分からないが、星空を撮る風でもなく何でこんな所で?? ど…

おとめ座 銀河NGC5247

月齢7.4となると結構明るいが、それでもベランダで見る空に比べたら、格段に星の見える数が違う。ちょっと明るめの銀河なら楽勝に撮れるに違いないとやってみたが、いざ撮って見ると、ベランダ撮影よりは隋分写りは良いが背景モヤモヤの何だかなぁーーの写り…

M17星雲とSh2-44,48星雲

前記事のAbell74までの繋ぎでM17星雲を撮った。しかし撮影開始の高度は20度ちょいと低空なのでカブリが酷く、処理が厄介そうな写りとなった。案の定、画像処理時間の大半はゴシゴシと背景補正になってしまい、なかなかまともな背景色にならず手間取った。一…

Abell74は淡かった

この星雲は焦点距離600mmで丁度いい具合の大きさらしい、という事で撮ってみたもの、撮って出し画像では何にも見えず、という具合。コンポジットして何とかならないかと撮り続けてみた。しかし画像処理でかなり強調してやっとこ微かに赤いのがボンヤリと見え…

サドル以南の星雲

135mmレンズで撮ろうと予定したが、何とレンズを持ってこなかった!! 古いNikkor Aiの単焦点135mmは重たいので、ポタ赤で使うと撮れる高度が限られる。カメラバック常設ではなく必要時に入れることにしているので、物忘れも多くなった近頃ではバッグにメモを…

かみのけ座の綺麗な銀河NGC4725と特異銀河Arp159(NGC4747)

先日の雪はすっかり消えて風は穏やか、細い月もさして気にならない。2台体制で4つは撮ろうと意気込んでたものの23時過ぎには雲が広がってしまった。GPV予報がこの夜は当たった!! NGC4725は長焦点望遠鏡でなくても撮れる綺麗な銀河のひとつだ。写真左下の薄ぼ…

おとめ座のペア銀河 NGC5850とNGC5846

これまで反射望遠鏡2台でコマコレクターMPCCを共用していて、遠征ではどちらか1台しか使えず不便だったため、新たにTSのMaxfieldコマコレクターを購入した。国内だとMPCCやSkywatcher,Paracoreに限られるので、ドイツのTS社カタログで調べ、天文サイトCloudy…

りょうけん座 M63銀河(ベランダ)

3年前に故障して保管していたXazyl電動フィルターホイールを再生しようと、故障していた専用USBケーブルの仕様を改めて調べてみた。その結果市販のシリアルTTL変換(5V)USBケーブルが使え、ピンアサインをXazylに教えてもらって治せる目途が付いたのだが、パ…

ヘルクレス座の惑星状星雲Abell 39

望遠鏡をこの星雲に向けて視野に入っているかと試写しても「?? 見当たらん!!」。ステラナビの星図等級を13くらいに上げて、周囲の星の並びと試写画像の星の並びを確かめると「ここで間違い無さそうだけどなぁ・・・・」。普通はやらないビニングを2に上げて…