C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

面の木の天の川

深夜も更けて天の川がくっきりと見えるようになると、眺めているだけで楽しい。ポタ赤にカメラを載せての天の川撮影は楽ちんなのだが、その後の画像処理は望遠鏡撮影の場合に比べて手間がかかって面倒だ。また撮った時には気付かなかったが、左側の収差が目…

銀河は続く ♪ りょうけん座NGC5371他

下の写真はりょうけん座の銀河で、左端がNGC5371、右端にはやや大き目銀河3つと左下に続く小さな銀河が見える。この右側に並んだような銀河たちは銀河群を形成していてHCG68の番号がある。左の銀河はグループには属さない孤立銀河となる。昨年ステファンの5…

おとめ座銀河 M88とNGC4548,NGC4571

写真右の銀河M88はおとめ座銀河団の中心に向かって突進中だと言う。この高速移動によって先回紹介したラム圧効果で、M88の外縁では物質剥ぎ取りが起こり始めているとWikiには書いてあったが、レモン山大望遠鏡による写真を見てもどこ? と言うほどだ。一方写…

撮り直しの銀河M100+NGC4312

先日ベランダで撮ったM100銀河は冴えない色のつまらない写真になったので、遠征で撮り直した。M100銀河はおとめ座銀河団の中でも大きな銀河で、写真のM100の下側にある小さな銀河NGC4328は衛星銀河とあった。左側の更に小さな銀河はずっと遠くで無関係らしい…

へび座の大きな星雲 Sh2-27

深夜になるとさそりが上ってきて、さそりの頭の3つ星を見ると、何だかウキウキしてくる。左に目を向けるとベガも輝いていて、もう夏の天の川本番近しとなる。Sh2-27の右側には蒼い馬星雲とSh2-7,Sh2-1と勢揃いだ。この夜の帰路は面の木からの下り道で小鹿1頭…

M101銀河と子分のNGC5474

写真右の小さい銀河NGC5474はM101の伴銀河で、矮小銀河としては珍しく銀河腕があるのが特徴だとあり、そんな風に見えなくもない。 撮影日時 : 2020.03.20 PM21:00~ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場機材 : FC100 (F8,800mm) + Canon KissX6i(HEUIB) SynScan O…

おとめ座銀河 M89,M90

この夜は21時過ぎじゃないと晴れて来ないとの予報だったので、遅めに家を出たものの稲武辺りでの空は良く晴れていて「しまったなぁ~」。先にUPしたコメット撮影の後、銀河を2対象くらい撮りたいと思っていたが、出遅れで1対象となってしまった。下の写真で…

NGC2976近くの彗星 C2019Y4

最近話題のC2019Y4アトラス彗星を撮ってみた。短焦点鏡筒ならM81や82を写野に入れて撮れるが、短焦点鏡筒は持って無いので、我が鏡筒で他に写野に入れるものは無いかと見てみると、NGC2976銀河なら写野に収まりそうだと分かった。コメットは結構移動するので…

M100銀河(ベランダ)

風が強くて遠征撮影は無理なためベランダで銀河を撮影した。遠征で撮りたいと思っていたかみのけ座のM100とNGC4312のペアだが、何だかなぁーの色合いにしかならない。 撮影日時 : 2020.03.16 PM22:00~ 撮影場所 : ベランダ機材 : FC100 + FC35 (F5.2, 528mm…

ASI174Miniを銀河撮影に使えないかのテスト

先日オフアキガイドカメラ用に購入したASI174Miniを、銀河撮影に使えないか調べてみた。昨年QHY178Mを間違って非冷却で撮影したことがあり、ダーク補正した所問題なく使えた事があり、ASI174Miniも同様にやれるのではないかと。ただ長時間露光撮影で設定する…

ASI174MM miniの効果とM81,82銀河

オフアキカイドではガイドカメラにQHY5-iiを使っていたが、天の川を外れて星の少ない領域だとQHY5-iiの感度では星が見つからないとか、星が見つかってもシャッタースピードを2秒以上にしないと星ロストに陥って用を為さない。何とかしないと銀河撮影ができな…

おとめ座の銀河 M61 (@ベランダ)

遠征連荘は体力的に無理なので、ベランダでおとめ座のM61を狙った。今まで撮った事はないが、明るさ9.7等とM95レベルなので撮り易そうだ。以前焦点距離1000mm+QHY9カメラでのLRGBでは背景の色カブリが酷くて処理に難儀したが、写野サイズが小さければフラッ…

ろくぶんぎ座の銀河 NGC3169 + NGC3166

写真の2つの銀河は上がNGC3166、下がNGC3169で距離は凡そ5500万光年。下側のNGC3169は淡い銀河腕がラセン状に広がっていて、これを写そうと目論んだものの撮影開始の遅れと雲が出てきて中止となり、淡い腕は極めて薄っすらとなってしまった。面の木からの帰…