C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

おおいぬ座 NGC2359

星雲は口を広げたアヒルのように見えて面白いが、中心星のエネルギーの凄まじさによるものなので、初めて撮った時には感動した覚えがある。今回は Light Vortex AstronomyにあるNarrowband Hubble Paletteを読みながら画像処理してみた。アヒル星雲はHαとOii…

オリオン座 星雲NGC1973

撮影ソフトAPT(=Astro Photography Tool)最新バージョンをアンインストールし、前バジョンにもどしたので、動作確認を兼ねてNGC1973 (ランニングマン星雲)を撮った。新バージョンでは異常な動作となった赤道儀反転後の写野導入をやってみると、参照画像の中…

ぎょしゃ座 の星雲NGC1931

夕方思いの外晴れてきたが、連荘遠征は流石に無理なのでベランダで撮る事にした。NGC1931はステラナビにはハエ星雲と表記されていて、呼び名がある事を初めて知ったが、何とも詰まらない名だ。しかし今時ならエイリアンベビーかなぁ??先の遠征ではAsto Photo…

うお座の銀河 NGC488

綺麗で密な渦巻が印象的で、今年こそは撮ってみようと待ち構えていたひとつだ。銀河の形態はいろいろあるので、どうしてこんな違いができるのか興味があるが、それを書いた資料はなかなか見つからない。宇宙背景放射の詳細観測を機にダークマターやダークエ…

くじら座の銀河 M77+NGC1055

この2つの銀河はペアで撮影される事が多いが、2つの銀河間距離は44万光年とあり、天の川銀河とアンドロメダ銀河との距離230万光年に比べたら1/5しかない。と言う近さのためNGC1055は波打っていると書いてあって、この写真でも微かにそんな風には見える。Astr…

かに座の彗星67P

面の木への登り道の途中から、道端の日陰には雪が所々あって、案の定トンネル出口からは薄っすらと路面に残っていた。風穏やかで寒さは酷くはないものの、霜が降りて撤収前の片付けでは久しぶりにゴシゴシと霜取り作業が必要になり、汗ばむほどになった。彗…

きりん座の銀河NGC2146

この銀河は銀河腕が相当捻じれて異様な形となっている。銀河腕の異様な変形の原因は一般的には、他の銀河との相互作用や衝突などによるが、近くに影響を及ぼしていそうなペア銀河が見当たらず成因は分からないらしい。10月にこの銀河を撮影しようとしたが、…

くじら座の銀河 NGC210

NGC210銀河はリング状の青っぽい銀河腕と中心核のバルジとの色の対比が綺麗なので撮ってみたが、銀河腕も割に明るいので2時間程度の露光でも良く写った。南中直前から撮り始めても3時間は楽勝と思いきや、実質2時間と効率が悪かった。我が25cm反射鏡筒は気温…