2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧
10年前、元気村が今より暗かったころ、楽しい天体写真を撮っていた時に、近くで撮影していた人が、「ドッグボーンが撮れたぁー」と歓喜の声が聞こえてきた。後日ドッグボーンってどんなヤツ??と調べてみたら、当時の我が機材では撮影不可能なほど小さいと分…
写真の左下はNGC4145で割に明るくて撮り易いが、右上のNGC4151は腕が超淡いので、試写では淡い腕がはみ出ているのは分からず、まあいいかで写野を決めた結果、ノーグッドだった。(*'ω'*) 右上の銀河NGC4151は「目玉銀河」と呼ばれていて、確かに目玉風だ。画…
写真左の明るい橙色の丸いヤツは星では無く楕円銀河のNGC3193、その右のハンバーガー風の銀河はNGC3190、その上の捩れた銀河はNGC3187、右端のヤツがNGC3185で、この4つでまとめてヒクソン44。実は試写画像を確認したら、よじれた銀河が写っていて「あれ?こ…
NGC2683はほぼ真横向きの銀河で、ハッブル撮影の写真だと結構きれいだ。それで撮ってみたのだが、解像感が乏しくて15cm600mm反射では焦点距離が不足の感じで、1000mm鏡筒を使った方が良かったようだ。次回検討してみよう。それと撮影対象が写野中心から結構…
M106銀河の中心部は、渦巻部の暗黒帯と噴き出すような赤色のHiiガスが入り混じってカラフルなので、Hαフィルターも使って撮りたかったものの、今回は時間なしでLRGBのみの撮影となった。画像処理で強調できるかデータを見たが、残念ながらHαガスは写っておら…
新品のバッテリを追加して電源が確保できたため、冷却CMOSカメラで同時2台での銀河撮影をやれるようにした。これで銀河がジャンジャン撮れる($・・)/~~~3日前撮影の題材では変てこ星色と赤カプリ背景が目立ったが、この夜撮影のものでは普通の色合いになりホ…
前記事のM81,82銀河撮影の夜、風対策で多少スリムな10cm屈折も使って撮影した。しかし風ビュンでガイド星が何処かへ行ってしまうほどで、写野を修正して撮影を続行したが、予定の半分の時間で撮影は止めることにした。画像処理してみると、M81,M82の記事で書…
予定ではM81,M82銀河と近くに広がる分子雲を撮ろうと意気込んでいたものの、風が強くて、画像は星飛び起こしてNG続出になってしまい、長時間撮影は諦めた。ちょい楕円の星は許容範囲にして処理してみたが、星の大きさがフィルターで差があり、レッドに比べて…
銀河写真での銀河内の星団や銀河腕の細部模様がPixInsightのDeconvolution処理をやると浮かび上がってくるが、この処理では星周囲が黒く落ち込むリンギングが簡単に起こって、安定して処理できる方法が掴めていなかった。結局darkしきい値以外はデフォルトで…
ハインドの変光星雲の周りの分子雲を何度か撮っているものの、以前の処理ではあぶり出せなかったので、改めてPixInsightで処理してみた。処理のポイントはやはり不十分なフラット補正で残った周辺減光への補正で、ABEやDBEでほぼ補正できた。他のおうし座分…