C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

うお座銀河 NGC470,474(Arp227)とNGC467

写真左上の銀河がNGC470、その右下の青い銀河はNGC474で、2つとも地球から凡そ1億光年にある。写真右下の銀河はNGC467で先の2つとは関係なく更に遠方にある。NGC470とNGC467は周囲に淡い腕が広がっいて、どちらも分類は楕円銀河となっている。渦巻銀河では良…

とかげ座の星雲Sh2-126 クローズアップ

このSh2-126を今まで何度かカメラレンズで撮っていたが、結構淡いので3時間程度の露光ではパっとしない。今回は望遠鏡を使いHαフィルターも使って撮ってみた。とかげ座は撮影開始時刻には天頂より僅か東にあり、3時間撮影なら十分やれそうだ。画像処理してみ…

アンドロメダ座の銀河NGC891

ハッブル撮影の写真を見て是非撮りたい銀河のひとつにしていた。やっと撮れる季節が来て撮った時には、ぉおーーきれい!!。天の川銀河を真横から見たら、こんな風なのだろうかと思わせる。2日前遠征で曇り中断となり、その続きを撮影した。先回はL画像40分ほ…

すばる(M45)と薄々のIC353

IC1805(ハート星雲)を撮った後は、さて何撮ろうかと星空を眺めてみた。予報では1~2時間後には曇ってくるかもの予報なので、すばるが良さそうと狙ってみた。すばる撮影は4年ぶりとなって、今回は隣の薄々反射星雲IC343も入れてみた。1.5時間は撮れたらとの願…

ぎょしゃ座の淡い星雲 Sh2-216,217,221 & LDN1465

写真やや左の上の方がSh2-216、左端に近い所で明るい小さな赤丸がSh2-217、その右横の淡い星雲がSh2-221、そして216と221の間にあるほの赤いのがLDN1465。今年こそ3時間以上は撮ろうと思っていたものの、濃霧漂っては始まらない。おまけに撮影後半になってポ…

リトルソンブレロ (ペガスス座NGC7814)

そんな銀河があるんだと知って撮ってみた。なるほど春の銀河シーズンの大御所ソンブレロ銀河に良く似た感じで、ソンブレロ同様に結構明るい。銀河と惑星状星雲撮影のために小センサCMOSカメラを入手したが、1000mm屈折だと星の肥大化が酷くて使えない。25cm…

ハート星雲IC1805

ガスが出て撮影開始が遅れ、更に機材トラブルも重なってとかげ座星雲Sh2-126は逃してしまった。何せ淡いので4時間は撮ろうと予定していたがSh2-126撮影は断念となった。して何撮ろう?? となり、秋の名物のハート星雲に変更して撮り始めた。画像処理の段にな…

バブル星雲NGC7635とSh2-158 (ベランダ)

夕方山の方面も晴れ渡っていたが、PCもカメラも充電しておらず、遠征は諦めてベランダでの撮影となった。余りの快晴ぶりに溜息が出たが、1日前の天気は予報通りだったのが効いた。バブル星雲(NGC7735)を望遠鏡で撮るのは10年ぶりだ。近くの明るい星雲Sh2-158…

ペルセウス座 IC348付近のモヤモヤ~

IC348は写真中央の薄赤い星雲の左下にある青っぽい光芒で、薄赤い星雲はSh2シャープレスカタログには無く、リンズカタログのLBN601のようだ。所で背景荒れを起こすことなく付近のモヤモヤ分子雲を目立たせるのに、画像処理は2日がかりとなった。淡い分子雲を…

さんかく座の銀河 NGC672+IC1727

この夜は風がある予報だったため25cm反射は諦めたのだが、撮影中の風はそよ吹く程度で「しまったなぁー」と悔やんだ。9月に撮り残したうお座のNGC520とArp227は流石にGinjiではカバーできず、已む無しのさんかく座銀河撮影となった。已む無し撮影の上がNGC67…

200mmレンズでのアンドロメダ銀河

8月に単焦点135mmで撮ったアンドロメダ銀河は小さくて物足りないので、200mmで撮ってみようとやってみた。普段使うタムロンSP200ズームは重た過ぎてポタ赤では使えず、10年くらい前に買って以来殆ど出番の無かった古いNikkor-Q 200mmを使った。135mmレンズも…

さんかく座の銀河NGC925

予報ではイマイチだったものの、段戸山辺りなら今宵は晴れるぞーと出かけた。当たるも八卦の期待通り月の出までずーーと晴れが続き、帰路の途中でふと空を見るとかなり雲が広がっていてラッキーな夜だった。NGC925の分類はマゼラン渦巻銀河とあった。その割…

くじら座の惑星状星雲NGC246

NGC246の別名は「」。 そう見えなくもない・・・・。先日の青卵の星雲「ロビンの卵」はとなりの星座にある。くじら座の、隣のろ座の「青卵」、そしてそのまた隣のエリダヌス座には「クレオパトラの瞳」があって、何だか冒険ゲームでのアイテム狩りみたいだ。…

月に続いて木星と土星

2日前の月・惑星観望の後、木星と土星も撮ってみた。木星・土星撮影では5倍バーローを使うので写野導入は簡単ではなくなるうえに、フィルターホイール+惑星カメラを使うため合焦位置を調整するだけでもスッタモンダとなり、撮影準備だけで相当時間を食ってし…

危機の海とティコ

満月と3惑星(木星、土星、火星)が一遍に見られるので、久々のベランダ双眼観望で堪能した。惑星観望には双眼装置を使った方が格段に見易く、ずっと見ていても目が疲れない。 一通り観望が終わった後、動画カメラでの月撮影をやってみた。今まで何度か動画カ…

ろ座の惑星状星雲NGC1360

この星雲は視野角が割と大きいので撮り易いが、消して明るい方ではないので少しでも写りが良くなるようにと、月が沈んでから撮影を開始した。撮影した一部の画像でピンボケがあって撮り直しが出てしまい、L画像の予定枚数は撮れずに終わってしまった。撮影が…