C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

二重星団とIC1805,IC1848星雲

135mmの2つの星雲はやはり小さくて迫力は無いが、二重星団のセットだとちょっと華やかだ。この撮影では、しつこい蚊の襲来と闘いながら写野決めをやっていたが、結局あちこちを食われてしまい、数日痒くて参った。段戸山てこんなに蚊がいたっけ? 次は防虫剤…

うお座 銀河NGC660

この銀河の異様な姿は10億年前に始まった2個の銀河の衝突合体によるもので、極リング銀河と呼ばれ、他にも100個くらい見つかっているようだ。うお座にはNGC660の他にもうひとつ極リング銀河NGC520があり、更にその近くには特異銀河Arp227もあって、ワクワク…

135mmレンズでのアンドロメダ銀河

予報よりだいぶ遅れて北側低空に星がちらつき始め、「おぉやっと晴れそう!!」と期待したが、雲の動きはのっそりで亀より遅い。やがて東の空から晴れ間が広がってきてやっとメインの機材をセットし、うお座銀河の撮影が開始できた。薄明開始まで2時間とそれほ…

段戸山での天の川

予報では良くないが避暑ドライブになっても仕方なしと、ダメ元で段戸山へ行ってみた。段戸山に着いた時点で既に北西側には雲が広がっていて、やがて薄雲でほぼ覆われてしまった。天頂付近の星雲撮影は諦め、雲が未だ到達していない南側の天の川を 撮ってみた…

みなみのうお座 HCG90 (NGC7173他)

HCG90は写真中央の白っぽい銀河3つと、上にちょっと離れて少し青味がかった銀河の4つからなり、中央の3つのうち2つはほぼくっ付いた状態(合体中)。ハッブル撮影の写真だと合体中の銀河の暗黒帯がクッキリなのだが、我が望遠鏡での写真では残念ながら暗黒帯は…

2回目のAbell 74、またしても失敗

6月に一度撮影したものの、露光1時間ちょいでは星雲が淡過ぎてほのかに写った程度だった。今度は4時間は撮ろうと始めると、あれこれトラブルもあって結局2時間45分しか撮影できず、またしてもかろうじて写った程度となってしまった。先回よりは星雲輪郭が出…

へび座 セイファートの6つ子銀河(HCG79) 2回目

6月にモノクロ画像2枚撮影で中断となり、やっと撮り直しの機会がやってきた。下の写真はその撮り直した6つ子銀河で、小さくて何だかなぁーだが、銀河がくっ付きそうな距離で群れているのは分かる。 この夜の面の木は暑さ凌ぎの星空観望家族やカップルが多く…

まゆ無しの「まゆ星雲」IC5146

梅雨空が終わってやっと撮影がやれた。南の空は月明かりで流石に撮影は無理なので、天頂近くを通過するまゆ星雲(IC5146)を10年ぶりに撮ってみた。撮影中に早速蚊もプーーンとやってきた。嫌な奴だ。そのうち足に食らいついた所で勝負は決まった。雲通過での…