C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

Sh2-63 <Sagittarius>

Pの字で面白いと狙ってみた。低高度の南中辺りからの撮影となってL画像を2時間撮った頃にはかなり西寄りになり、カラー用のRGB撮影の時間が無くなってしまった。そのため2分露光での短時間切り上げとなったが、光害の背景ではノイジー画質となり失敗だった。またいつか撮り直しだ。
この撮影の時に駐車場内で私の近くを何かが走っている音が聞こえ、ギクッとしてその方向を見たが、暗いので黒っぽい何かとしか分からない。猫や狸なら問題ないが猪だったらと思うとゾッとした。先日豊田市内で日中にイノシシに襲われた事件が起きたばかりだ。

撮影日時2026/07/14 AM00:20~ : 撮影場所 : 旭高原元気村
機材 : Mamiya sekor RZ250 + QHY183カメラ + ASI LRGBフィルター
     SynScan On GPD + SV905Cガイドカメラ ,PHD2、APT撮影
撮影条件 : -15℃, 1bin L:10分×12枚、2bin RGB : 2分x各4、総露光時間 144分
画像処理 : PixInsight

NGC7263, NGC7264, NGC7265 <Lacerta>

そこそこのサイズで写っている4の銀河は地球から2~3憶光年の距離にあり、グループを形成していてNGC7265銀河群とされている。NGC7265は写真の中央から右寄りの少し大きい銀河で直径が16万光年もあり結構大きい。なお写真には写っていないが他にもグループに属する銀河が近くにある。丸っこい銀河3つはどれもレンズ状銀河でカラフルではないが、青っぽいエッジオン銀河があるので映える。

撮影日時2026/ 07/13 PM23:30 ~ : 撮影場所 : 旭高原元気村
機材 : TS25cm反射 + TMaxコマコレ + QHY178カメラ + Badder LRGBフィルター
     EQ6Pro + ASI174miniガイドカメラ ,PHD2、NINA撮影 (オフアキ)
撮影条件 : -15℃, 1bin L:10分×9枚、2bin RGB : 5分x各4、総露光時間 150分
画像処理 : PixInsight

Sh2-90,Sh2-92, LDN807他 <Cygnus>

撮影開始が遅れた事と雲襲来で一晩では撮り切れず2晩かかってしまった。
2週間ほど前にStarnet2のPixInsightモジュールが最新版にアップデートされたのだが、使ってみたら起動してもエラーで進まず、已む無くコマンドラインの方で凌いだが、昨日starnet2がまたアップデートされて、今度は正常に動作しメニューも変更されていた。
このトラブルでStarnetのホームページを見て、DeepSNRと言うノイズ低減モジュールがあるのを知り早速インストールした。ノイジー画像のデフォルト処理では全く良くない結果となったが、どの程度有効かはいろいろ試してみないと分からない。

撮影日時2026/07/9.7/13 PM21:00 ~ : 撮影場所 : 旭高原元気村
機材 : Mamiya  sekor RZ250 + QHY183カメラ + ASI Hα+LRGBフィルター
     SynScan On GPD + SV905Cガイドカメラ ,PHD2、APT撮影
撮影条件 : -15℃, 1bin L:10分×9枚、2bin Ha,RGB : 5分x各4、総露光時間 170分
画像処理 : PixInsight, Photoshop

Arp103, NGC6241 <Hercules>

Arp103は三つ子銀河の名があり撮って見たが小さい上に色が冴えない。2つの銀河はかなり近接していて、もう1個は潮汐腕が伸びている先にある。NGC6241は中央の小さい銀河で、右端の銀河の方が大きいがUGC銀河となっている。
画像処理にPhotoshopを使っているが、最近はマスク加工と仕上げのノイズ低減にしか使っていないのでPhotoshopを解約し、PixInsightのみで全てマスク加工もやってみる事にした。PixInsightのみでマスク加工をいざやって見ると、やたらと時間はかかってPhotoshopには敵わないが、手馴れてくれば早くはなりそうだ。

撮影日時2026/ 07/9,07/13 PM21:00 ~ : 撮影場所 : 旭高原元気村
機材 : TS25cm反射 + TMaxコマコレ + QHY178カメラ + Badder LRGBフィルター
     EQ6Pro + ASI174miniガイドカメラ ,PHD2、NINA撮影 (オフアキ)
撮影条件 : -15℃, 1bin L:10分×12枚、2bin RGB : 5分x各4、総露光時間 180分
画像処理 : PixInsight


LDN1162とSh2-133 <Cepheus>

中央の青っぽい反射星雲がLDN162、右側の赤帯はSh2-133で、これらは似たような距離で隣り合っているように見えるが、調べてみたらLDNは1300光年、Sh2-133は2600光年となっていて隣り合う関係では無さそうだ。
反射星雲の距離データは星雲を照らしている星の距離データを使えば良くHIP恒星なら直ぐ調べる事は出来る。所が散光星雲はいろいろあるようだ。星雲を電離させている星=電離星が分かればその星の距離データで分かる点は反射星雲と同じなのだが、Sh2-133の近くには電離星は見当たらない。どうやって分かるのだろうか??


撮影日時2026/06/12 PM21:20 ~  撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : Mamiya sekor RZ250 + QHY183カメラ + ASI Hα+LRGBフィルター
     SynScan On GPD + SV905Cガイドカメラ ,PHD2、APT撮影
撮影条件 : -15℃, 1bin L:10分x15枚,Ha:15×4、2bin RGB : 5x各4、総露光時間 210分
画像処理 : PixInsight, Photoshop

ヘルクレス座銀河団 ACC2151

ヘルクレス座銀河団の中の銀河からジェットが出ていると知り撮って見た。この銀河団にはジェットの他に写野内に3つのArp銀河があるが、距離が地球から5億光年と遠く、残念ながらどれも小さくて片鱗程度しか写らない。

下の写真は上の写真上端の左寄り辺りを切り抜いたもの。ジェットはESO(ヨーロッパ天文台)の記事によれば、合体中の銀河の中心付近から出てくる高エネルギーのガスだそうだ。大きな楕円銀河に渦巻銀河が呑み込まれ、渦巻銀河にあった大量のガスや物質がジェットとして噴出されていると書いてあった。

Arp銀河は下の写真のように3つあり、大きく撮れたら面白そうだ。

この撮影では何度も薄雲が襲来し途中中断もあったが、撮り終えた頃には本格的なドン曇りとなった。

撮影日時2026/ 06/12 PM23:40 ~ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : TS25cm反射 + TMaxコマコレ + QHY178カメラ + Badder LRGBフィルター
   EQ6Pro + ASI174miniガイドカメラ ,PHD2、NINA撮影 (オフアキ)
撮影条件 : -15℃, 1bin L:10分×12枚、2bin RGB : 5分x各4、総露光時間 180分
画像処理 : PixInsight, Photoshop

NGC 5917とPGC 54817 (Arp 254) <Libra>

出かける前に雨雲予報をチェックしたら豊田市辺りは強い雨のようで、ナビで行き先を設定したら、土砂降りだからコースを変えろと出てきた。こんな警告初めて見たがコース変更せず走行した所、途中の高速道路では数分間ながら凄まじい雨と風で「ハヂバチバシャシャ!!」となり「 おぉ怖っ!!」。
NGC5914は写真上の銀河、PGC54817は中央の銀河で潮汐腕が伸びていて、撮影してみる潮汐腕は割とハッキリ写るくらいに明るい。SIMBADではPGCのデータは無く、どこで調べたらよいか探してみた。NED(NASA/IPAC銀河系外データベース)でやれると分かり、早速検索してみると距離や銀河直径やらが出てきて、これによればPGC54817の地球からの距離は28.1MPC(9100万光年)と出ていた。


撮影日時2026/ 06/12 PM20:40 ~ : 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : TS25cm反射 + TMaxコマコレ + QHY178カメラ + Badder LRGBフィルター
     EQ6Pro + ASI174miniガイドカメラ ,PHD2、NINA撮影 (オフアキ)
撮影条件 : -15℃, 1bin L:10分×9枚、2bin RGB : 5分x各4、総露光時間 150分
画像処理 : PixInsight, Photoshop