2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧
試写でSh2-27がカメラのモニターに薄らと見えたのでOKと判断したものの、画像処理してみて失敗だと良くある反省になった。写真右下のIC4592(青い馬)は何とか写野内に収まったものの、もうひとつ青い星雲(青い馬の左やや下)ヘッドライト星雲IC4601が途中で写…
赤道儀にカメラ+カメラレンズのセットを2台乗っけて撮影した。1台はさそりのカラフルタウン、もう1台はタウンの上にあるSh2-27とIC4592(蒼の馬頭)と少し欲張ったのだが、撮影開始にちょっと手間取った。 カラフルタウンの黄色のガスは、アンタレスによっ…
写真には黄色っぽい小さい銀河が沢山写っている。この銀河団は地球から5億光年の彼方なので、銀河の色は赤方偏移を起して黄色っぽいが、宇宙膨張による赤方偏移の影響が自分で撮った写真に現れることに感激した。 ところでこの遠征でセッティングを始めてか…
天体ものではなく川鵜の話。 近くの川でのことなのだが、今の季節になると川鵜の大群が飛来してきて、川のかなりの範囲を占拠しているかのような状況になる。ちょっと前まではオシドリのグループが4つか5つほど散在して、岸辺でのんびりと過ごしたり川面を泳…
この夜は茶臼山や段戸山は雲に阻まれるとのGPV予報ながら、予報外れ期待で段戸山へ行ってみた。しかし予報違わずの空模様で東方面まで厚い雲がドカっと居座っていて、2時間待っても変化なし。已む無く晴れ予報の元気村へ行ってみた。 元気村では3年振りの撮…
私の望遠鏡では大き目な渦巻き銀河がふたつ並んで撮れるのは、しし座トリオとM81&82ペアを除くとこのM95,96ぐらいしかない。写真の右がM95で距離は3200万光年、左がM96で距離は3500万光年(距離はNEDデータを参照, NED=NASAのデーベース)で、ふたつの銀河間の…
タムロンSP200+テレプラスでの"なんちゃって銀河鎖"では酷い星像のため撮影中断したものの、テレプラスを外して他に撮るものが無くなってしまった。機材を片付けてしまうのも勿体ないという事で、おおぐま座の分子雲を狙った。しかしF2.8で露光3時間半でも…
テレプラスを使って焦点距離を1.4倍ほど伸ばしての銀河撮影第1段は、おおぐま座の銀河NGC3718。2時間露光ではNGC3718の腕の淡い所までは写っておらずちょっと残念だった。やはりF値が上がった分を考えると2倍ほど露光時間は伸ばさないといけないようだ。…
テレプラスPro300の適用範囲は300mm以下とあり、200mmならバッチシと思いきや、撮ってみたら期待は軽く吹っ飛んだ。尤もタムロンSP200レンズは星の撮影には向いていないくらいに周辺星像は良くないので、それが拡大されるのだから星像が益々悪化は当然かもし…
この夜から極軸合わせにQHYCCDのPoleasterを使い始めた。GPD赤道儀の極軸望遠鏡はスケールパターンが古過ぎて使えず、これまで極軸合わせはSynScanのPolar Allignmentでやっていたのだが、DEC(赤緯)側のガイド振れが大きくて極軸精度は余り良くない。PoleMas…
銀河撮影に反射望遠鏡に先日のテレプラスを繋いで使ってやってみた所、またぞろバネヨットが緩くてスケアリングが狂い、撮影は失敗の巻となってしまった。 予備で持って行った屈折鏡筒で撮ったのが下の写真のしし座のM90,M58近辺。右端にあるNGC4567と4568は…
月の高度がまだ低かったため、PHD2のドリフト法支援ツールを使っての極軸合わせをやってみた。最初にSynScanでのPolar alignmentで極軸を合わせた後での再調整なので短時間でケリが着くはずだったが、慣れないせいかかなり時間がかかってしまった。以前はビ…