C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ケフェウス座 vdB149,150, LDN,etc

前回遠征の面の木でケフェウス座の星雲を狙ったものの、北側の木立が邪魔で撮れずとなったため、今度は段戸山で改めて撮影した。この夜は夜露が酷く撮影が終わって鏡筒内を覗いてみると斜鏡も主鏡も薄っすら曇り始めていた。ドライエアは使えるようにしてあ…

ケフェウス座の銀河NGC6946

ケフェウス座にはNGC銀河が2つあり、そのうちの1つNGC6946は はくちょう座との境界付近で天の川近くなので星々の向こう側に見える。この銀河は"花火銀河"の呼び名があり派手な印象を持つが、残念ながら写真では少しピンクがかっているだけで"花火"の面影はな…

M8,M20と猫の手星雲

ケフェウスの星雲を撮ろうと望遠鏡を向けたものの、未だ林が邪魔で無理だと分かり、しまったなぁ~また今度だ。と言う事で南東側のいて座辺りをウロウロし、M8,M20の定番ペアに猫の手を加えると画角にピッタンコ。 天の川銀河の腕Mapを見てみた。そのMapには…

おとめ座の銀河 NGC4536,4527

春の星座での銀河撮影も終盤になってきた。予報では少し風がありそだったので先日に続いて屈折鏡筒を使ったが、面の木は穏やかでそよ風程度。平日なので撮影に来る人は少ないだろうと思いきや、5月最後の撮影チャンスと言う事で結構な車の台数だった。 この…

片ボケの直ったSP200でIC1396

タムロンレンズSP200(マクロ)の片ボケが酷くなったため、メーカへ送って修理してもらった。約1週間ほどで戻って来たので、早速撮影して確かめようと意気込んで遠征に出かけた。試写してみて片ボケは無く直った!! ここまでは良かったが、以降の本格撮影の方…

いて座IC1274,NGC6559(干潟の隣の猫の手)

いて座干潟星雲の横に薄っすらと写る通称"猫の手星雲"なのだが、この猫の手にはIC番号で3つ、NGC番号でひとつ、Barnard番号でふたつと区分上はひとつになっていない。白っぽい星雲のまとわり着いたヤツがIC1274で、この白っぽい星雲は明るい星に近寄った分子…

おとめ座銀河NGC5363,5364

25cm反射鏡筒は風に弱いので予報で風速2m/sとなっていたらもう出番なし。5月に入って反射の使える夜は無く、屈折鏡筒での撮影となった。できるだけ大き目でそこそこ明るい銀河に絞るものの、鏡筒反転を嫌っておとめ座やりょうけん座の子午線付近の対象に限…

EQDIRECTその2とへび~わし座暗黒帯

先日GPDをEQDIRECT制御で遠征で使ってみたが、目標天体の導入精度が良く使い勝手が良いと感じた。そこでメインの赤道儀のEQ6ProもEQDIRECTでやれるようにと、USB/RS232 (TTL変換,5V)ケーブルに赤道儀へ繋ぐDSubコネクタを付けた。この配線に関して調べた結果…

さそり~へび座の暗黒帯

前半は銀河撮影、後半は天の川の星雲撮影と計画して遠征した。面の木の2つある駐車場のうち南側には数台先着組がいたが、北側は最後まで私の車だけとなった。 この夜は途中の道路でうろつく鹿や狸の姿は無かったが、駐車場で機材を準備している時に、近くの…

Synscanハンドコントローラが蘇った

EQDIRECT用のUSB/シリアルTTL 5V変換のケーブルにRJ45コネクタを付け、ステラナビでEQMODに繋ぎ赤道儀コントロール手順も習得できた。早速遠征で使ってみたが、天体導入精度もよく使い勝手も悪くなくホッとした。 ハンドコントローラのupdate用画面は電源接…

SynScanのハンドコントローラが逝ってしまった

SynscanのFirmwareのバージョンupをやっている途中でupdateが途中で停止してしまい、ウンともスンとも言わなくなってしまった。国内代理店へ聞いてみた所、電圧不安定で基板の素子が破損したのではないかとのこと。そう言えば電源のAC/DCアダプターは数年使…

さそり座IC4592とIC4601

IC4592は綺麗な星雲ながら、画像処理にはホトホト手を焼いた。安物レンズ由来の収差の酷さを少しでも減らそうと、F2.8をF4に絞って撮影のつもりが、設定をミスってF2.8で撮ってしまった。ミスに気づいたのは撮影開始して30分過ぎ。絞りを変えてしまうと薄明…