C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

135mmレンズでの雲中NGC1514

マミヤレンズの中心写野に合わせて135mm+デジ一眼でも撮影したもので、ほほ天頂近くになってからの撮影開始となったので、背景の色ムラはグンと減った。NGC1514は流石にどこなのか分かり難いが、写野中心やや下にある明るい水色なので、何とか星とは区別でき…

おうし座の雲中NGC1514

おうし座には明るい惑星状星雲NGC1514があるが、250mmレンズでは流石に小さ過ぎる。雲中の惑星状星雲ではどうなるかと始めてみた。試写してみるとNGC1514は明るく写っていて結構目立った。行けるかもと踏んだが、処理してみるとそうでみなかった。写真の中央…

おひつじ座の銀河 NGC691とIC167(Arp31)

写真左の銀河は腕が異様に広がっているのが特徴で、そのため特異銀河Arp番号も付いている。Arp31の腕からは数本のか細い腕が出ているように見える。Arp31の左上にある黄橙の楕円状の銀河NGC694と遠い昔にすれ違って腕が変形したらしい。右側の大きな銀河NGC6…

135mmでのvdB158

前記事のvdB158撮影の時に、135mm+デジ一眼を赤道儀に同架させて同じ領域を同時に撮ってみた。vdB158周囲にも淡い分子雲らしきものは写っていたが、vdB158以外はかなり淡く、更に撮ってみたくなるような対象は無さそうだ。この撮影ではピント合わせのレベル…

アンドロメダ座の星雲vdB158

アンドロメダ座は銀河だけかと思っていたら、珍しく分子雲があると知り、それではと撮ってみた。それほど淡くなくモノクロでの10分露光試写でも分かる程度で、これなら撮れそうとホッとした。vdB158以外にも分子雲は写っているので、分子雲狙いで探せばまだ…

ペガスス座の銀河NGC7463

やっと快晴夜となりさぞかし賑わうかと予想したが、撮影は数台にとどまり、深夜になって若者グループの観望会なのかワイワイと明け方近くまで続いていた。Arp風の捩れた青っぽい銀河NGC7463、左横の橙色銀河NGC7465は楕円銀河ながら周囲に青色のリングが見え…

ケフェウス座 Sh2-162、Sh2-160他

マミヤレンズとモノクロCMOSのQHY183カメラの組み合わせは、電動フィルターホイールを使うためバックフォーカスが合わず使った事は無かったが、改めて使う方法が無いか検討してみた。レンズとカメラの接続にニコンマウントを使う事や接続アダプターの寸法で…

カシオペヤ座 惑星状星雲 Abell84(PK112-10 1)

夕方まで曇っていたが夜になって晴れてきた。しかし天頂当たりの雲は行きつ戻りつでなかなかどいてくれない。機材をセットして待つ事2時間、やっと雲は東へ行ってくれた。Abell天体をSIMBADで検索しても銀河団しか出てこず、PixInsightでのImage Solverも同…

ケフゥエス座 Sh2-132ライオン星雲

7月の遠征でこの星雲を狙ったものの、カメラが結露を起こして敢え無く中断となってしまった。その後カメラセンサー部の乾燥材を入れ替えて今宵の撮り直しとなった。湿度が80%を越えて鏡筒部にも夜露が結構付いたが、カメラは結露を起こさずホッとした。この…