C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

135mmでのvdB158

前記事のvdB158撮影の時に、135mm+デジ一眼を赤道儀に同架させて同じ領域を同時に撮ってみた。vdB158周囲にも淡い分子雲らしきものは写っていたが、vdB158以外はかなり淡く、更に撮ってみたくなるような対象は無さそうだ。
この撮影ではピント合わせのレベルアップにと最近購入したバーティノフマスクを使ってみた。しかしプレビュー10倍拡大程度では光条が小さくて分からず、更に10倍ルーペで覗いて少し光条っぽいものが見えたが、ウーーーン。星周囲はやや赤ハロが強いもののそのまま撮影開始した。画像処理ではこの赤ハロ軽減に四苦八苦となり、その上全体に色が乏しくて冴えない結果となった。以前の135mmでの画像では酷くなく、バーティノフマスクでのピント合わせが失敗の元だ。少なくともピント確認用に1枚撮ってから撮影すれば良かったと反省。

撮影日時2023/10/17 PM20:10~  : 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : Nikkor 135mmF4 + Canon KissX6i(HEUIBフィルター)
   SynScan On GPD + ASI120M miniガイドカメラ + PHD2(APT撮影)
撮影条件 : ISO1600 5分×30枚、総露光時間 150分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC, GraXpert