C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

いて座 Sh2-37 バンビの首飾り

梅雨に入ってから晴れた貴重な夜、前日に25cm反射望遠鏡の主鏡と斜鏡を洗浄し光軸調整も済んでいたので、光軸チェックを兼ねて何か撮ってみようと思い立った。4月にベランダからでも猫の手星雲が撮れたので、この夜はバンビの首飾りSh2-37を狙ってみることに…

古いノートPCの廃却準備

PC廃却は専門業者へ依頼するしかないので、早速ネットで探して予約した。データ消去を自分でやれば無料引き取りで、業者へデータ消去を委託すれば¥3000/台とあり3台廃却予定なので高額だ。自分で消去の場合のフリーソフトが出ていて、ダウンロードもどうぞ…

はくちょう座のサドル以南の星雲

はくちょう座のサドル以南を135mmレンズで撮ったもので、左端の明るい星サドルの周囲の星雲は明るくて大きいので目立つが、中央寄りにひと際明るい三ケ月星雲と右にはチューリップ星雲が写るのでこれがアクセントになる。撮影開始が午前3時近くになり、1時間…

や座の星雲 Sh2-82

この夜の撮影対象の2番目は当初りょうけん座のエッジオン銀河を予定していたが、晴れ開始が遅かった余波でかなり西寄りに移動してしまい撮れなくなってしまった。代わりに上ってきた天の川の中で写野に入りそうな星雲を探し、や座のSh2-82を撮る事にしたが、…

りゅう座の銀河 NGC5965,NGC5963

写真の右寄りのエッジオン銀河がNGC5965、その左側で明るい白っぽいバルジと周囲にモヤモヤの広がった銀河がNGC5963。NGC5965は大きく撮ると結構色が綺麗なのだが、この大きさでは残念ながらだ。この銀河の直径は26万光年もあり、我らの天の川銀河の倍くらい…

さそり~たて座の天の川

面の木の南側は光害が結構あるので、天の川の南部分は高い所まで登ってきた所で撮らないといけない。深夜まで待つと街明かりも減ってくるが、3分露光画像は真っ白だ。下の写真は酷いカブリのものをPixInsightのDBEで補正したが、2時間ほどAnchorと呼ばれる測…

おとめ座 銀河NGC5054,NGC5044

おとめ座の何てことない銀河、NGC5054(写真左下の渦巻)とNGC5044(中央の楕円)。元々はNGC5054は銀河腕がちょっと変わっていて撮ってみたいと思っていたが、風対策の余波で機材変更せざるを得なく、彩りを添えるべくNGC5044を入れてみたが、「何てことない銀…

おとめ座 銀河NGC5426,5427 (Arp271)

2つの銀河の上の方がNGC5427で下の方がNGC5426。NGC5426の銀河腕は5427にくっ付いているように見えるが、更に進んで合体するのかは不明らしい。当初はもっと大きな鏡筒で撮影する予定だったものの、風が強くて小さい鏡筒しか使えずどうも冴えない。大きな鏡…

カラフルタウン

135mmレンズで初めてカラフルタウンを撮ってみた。超古いこの単焦点レンズは重たいので、ポタ赤使って撮ると失敗が結構あるので時々しか使わない。更にピント合わせがちょっと甘いと星周囲には盛大赤ハロが出てしまって、今回も盛大になってしまった。Photos…

撮影ソフトでのFITSファイルヘッダー情報書込みの影響

PixInsightでの画像処理入口でつまづき、FITSファイルのヘッダー情報を自分で編集する羽目になった。同様の目に遭った人がいるか検索しても見当たらず、あれこれ調べてやっと解消方法が分かったので、顛末を残しておくことにした。いつもは撮影ソフトにQHYの…

おとめ座のエッジオントリオ NGC4216,N4206,N4222

カメラ写野内にエッジオンが3つ並んで入るので撮ってみた。写真左側で上からNGC4222、NGC4612、NGC4206。エッジオンを写野左に寄せると右側には暗めの銀河4つが入って良い構図だと思ったが、画像処理してみると、4つは暗過ぎて目立たず、構図的にナニコレと…

再度のSh2-27、IC4592と+Sh2-7

先月撮影のSh2-27+IC4592は、あいにく雲に阻まれて40分露光で終わってしまったので改めて撮り直した。今回も途中薄雲が出て20分程度の中断はあったが、2時間は露光できたので良かった。星雲自体はそこそこ強調できているが、分子雲は上手く処理できていない…