写真の右寄りのエッジオン銀河がNGC5965、その左側で明るい白っぽいバルジと周囲にモヤモヤの広がった銀河がNGC5963。NGC5965は大きく撮ると結構色が綺麗なのだが、この大きさでは残念ながらだ。この銀河の直径は26万光年もあり、我らの天の川銀河の倍くらいのデカさらしい。一方のNGC5963はバルジもディスクも青っぽく超淡いのが特徴で、並みの露光時間ではなかなかクッキリとは撮れない事は知っていたが、露光時間が短かったので、やはりディスクは微かに写った程度で銀河らしく見えない。隣のNGC5907ならこの機材でも十分な大きさと明るさになったなぁーーは後の祭り。
撮影日時 : 2021.05.10 AM01:50～ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : FC100 + QHY183Mｶﾒﾗ + Baader LRGBﾌｨﾙﾀｰ
EQ6Pro + ASI120MMｶﾞｲﾄﾞｶﾒﾗ + PHD1(APTﾃﾞｨｻﾞﾘﾝｸﾞ)
撮影条件 : -20℃、L : 1bin 10分×7枚、RGB : 各5分×3枚、総露光時間115分
画像処理 : PixInsight, ステライメージ9, Photoshop CC
