C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

りょうけん座の銀河NGC4151,4156

鏡筒外周にアルミ蒸着シートを貼っていたが、先週の遠征では鏡筒外面に霜ドッサリとなった。一方隣で撮影の星友の鏡筒には霜降りが無く、何でこんなに違いが出るのか??アルミシートは透かすと向こうが見えるほど薄っぺらで、調べて見ると片面蒸着なのだが、…

おおぐま座 NGC2857(Arp1),2856,2854(Arp285)

上からNGC2857に次いで2856、2854と並んでトリオか?と思いきや、NGC2857は2.4億光年、下の2つは1.3憶光年だった。一番上の気の抜けたような低コントラストの銀河NGC2857は低表面輝度銀河だそうで、一般的には矮小銀河に多いらしいが、低輝度の由来を読むとな…

おおぐま座の銀河M81

前記事のNGC2805が余りに冴えない写りだったため早々に切り上げ、お馴染みにはなるがM81を撮った。北天分子雲が写っているかもとの期待があったものの、画像処理してみると相当強烈ストレッチでないと出てこず、背景のフラット補正不足もあって見るに耐えな…

おおぐま座の銀河NGC2805,NGC2820

NGC2805はそこそこの大きさながら低輝度で冴えない。隣のエッジオンNGC2820と傍の銀河NGC2814は明るく写るものの小さくてまた冴えんなぁーーーだ。ただエッジオンNGC2820は右端で右上に跳ね上がった腕が微かに写っていて(写真では淡過ぎて見えない)、相互作…

らしんばん座の星雲 Sh2-312

Sh3-308に続いてこの星雲を撮ってみたが、大きくて平坦ノッペリの星雲で魅力が乏しく2時間露光で撮影は止めた。画像処理の段になり、ISO6400での10分露光は流石に背景ノイズは酷いため、MLTやAtrous,MMTなど単独一発処理では埒か開かない。ノイズ低減ツール…

おおいぬ座の銀河 NGC2292,2293

ツイン目玉焼きのように並んだ銀河は、右側がNGC2992左側はNGC2293で、見るからに合体中だ。両方の銀河の星々や物質は共有状態になっている。特異銀河の部類ながら探査から漏れたようでArp番号が無い。そのせいかネットで検索してもハッブル撮影の写真しか出…

おおいぬ座 Sh2-308周辺

Sh2-308周辺はHaやOiiiのガスが広大に広がっているので、その神秘的な雰囲気が撮れないかとやってみた。南低空の対象なので、道路を挟んで反対側の駐車場から出る車のヘッドライトでモロ照射されるため、車の出入りがあるたびにレンズ先端に覆いで照射を防い…

うみへび座の銀河NGC2992、NGC2993 (Arp245)

写真右側がNGC2992で左側がNGC2993。両銀河の腕は繋がっているように見えるが、このペアを詳細に調査した文献にはNGC2992から星が2993へ脱出と書いてあった。星の材料も移動していて左側の銀河の中心部は星形成が盛んで綺麗だ。右側の銀河の中心部をダストレ…

ぎょしゃ座の星雲 Sh2-216、221

今までMamiyaレンズは開放F4.5のみで撮っていたが、星が歪になるなどまずい所があり、今回F5.6に絞って撮る事にした。対象はぎょしゃ座の淡い星雲Sh2-216と221のセットで、淡過ぎる事もあって2つの写野導入だけでも結構な時間がかかってしまった。その上、IS…