C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

マスクを使った一括処理

PixInsightでのマスクを使った背景フラット補正で、ライト画像全てに一括でやれる方法をForumで検索した結果、それと思しき記事は見つかった。一括処理はImage Containerと特定Process IconかProcess Containerを使って行うと言うのは当たり前のようだが、マ…

ろくぶんぎ座の銀河NGC3169とNGC3166

フラット補正の残差みたいな背景の円形グラデーションは1枚1枚同じかどうか確かめた結果、同じ形のグラデーションではないと分かった。全く違うと言う訳ではないが、微妙に変わっていて、同じ補正処理は意味が無いとなった。結局コンポジット画像での補正が…

PixelMath活用の背景グラデーション補正

PixInsightの背景補正ツールは優れているものの、もうちょっとなぁーーーと言う点はある。3つ前の記事でPixelMath作図機能を活用して背景補正用の画像を作ったが、今回はもう少し実用性のある図形をやれないかと取り組んでみた。 右図は周辺減光補正が不十分…

便利なスクリプトPSF Image Creator

DeconvolutionではPSFデータ作成とlocal support用星マスク作成は必須なのだが、この2つを作るのに手間がかかる上に、特に星マスク作成はネット情報見てやってもなかなか上手く作れない。熟練が要りそうでウンザリしてきたが、と或る処理方法を調べようとFor…

おうし座 分子雲 LDN1495

おうし座分子雲LDN1495は分子雲の中でも撮り易い部類になるが、撮り始めて1時間で雲に阻まれ、敢無くStopとなった。後日に続けて撮ろうと考えていたが、その機会が無いので1時間露光での画像処理をやってみた。こういう露光不足ネタでの画像処理でカギになる…

Sh2-308のPixInsight再処理 ( PixelMathの作図機能活用 )

PixInsightのツールの中で、PixelMathは大変有用で慣れてくると使い勝手が良い。数式作りのルールはJavaScriptのようで馴染みが無いものの、式を作る上で使う変数や関数や演算子については解説文があり、ネット上の事例なども見れば、何やら自分でも作れそう…

Sh2-311再処理

PixInsightの強調ツールの一つExpornential TransFormationのPIP Functionを使う上で必要になる強調曲線の微分係数最大値をExcelで計算できるようにしたので、早速画像処理に使って見た。題材は、ほぼ1年前に撮影したとも座のSh2-311星雲で、淡い星雲の割に…