2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
銀河シーズンは終わり、撮影対象を惑星状星雲ならどうなるかと視直径が約1分以上の条件で、今まで撮っていない惑星状星雲のリストを作ってみた。先ずはここ半年で狙えそうなものに絞った所、多い順から Abell :20個、M・NGC・IC:18個、Sh2 : 6個、PK : 2個 …
カメラレンズでの撮影は最近めっきり減ったが、さそり座近辺はそろそろ撮らないとシーズンオフになってしまうので、久々にポタ赤登場となった。カブリ除去ではGraXpertでの処理が優れていて、最近バージョン更新となり処理のレベルが更に向上していて大変有…
尻尾の出ている方はNGC6621。地球から2.9億光年と遠いため小さくしか写らず細部が分からない。尻尾は相互作用で腕の一部が引き寄せられたように見えるが、この後はアンテナ銀河のように尻尾は離れていくのだろうか? ハッブル撮影の写真では中心部や尻尾の状…
明るい黄橙色の銀河NGC5689から右へNGC5693,5700と続く。左端の少し捩れた銀河はNGC5682。NGC5700の右斜め下辺りに薄っすらと銀河団ACO1948の銀河が数個写っている。更に小さい銀河が数個あるはずだが、暗過ぎて写っていない。もうちょっと写って少し華やか…
銀河が大小4つ並んでいて様になるので撮ってみたが、距離を調べたら左の2つは7500万光年、右の2つは1.2億光年とかなり離れている。一番明るい銀河はNGC4666、その右の小さい渦巻銀河はNGC4653。NGC4666では頻繁なスター誕生での激しい恒星風や、超新星爆発(…
Arp199は小さくしか写らずやはり冴えんかった。色だけでも綺麗に出せたらと期待したがそもそも低解像では如何ともだ。Arp199の距離は2~3億光年かと予想していたら、半分の1.4億光年となっていた。近くの大きくて明るい銀河NGC5557(4月15日の記事参照)と大差…
この銀河はウネウネ腕が際立っていて、出来立ての若い星が多い事で青っぽい。ウネウネは150万光年くらい離れた楕円銀河の影響とあった。今宵は風無しの好条件でトラブルも少なく順調に撮影できた・・・と思いきや、家に帰ってデータ見たら、Gフィルターの画…
地球から5100光年とあって、背景となるはくちょう座辺りの銀河腕との関係はどうなのかと調べてみたら、天の川の腕の最新情報なる記事がやたらと目に付いた。主要な所は、天の川銀河の腕はこれまでの4本説ではなく2本の主要腕がぐるりと取り囲んでいる描像に…
この不規則銀河は明るくて青い星団が多く、我がF8機材でも撮れるはずだとやってみたが、期待したほどはカラフルにならず失敗。この撮影ではGPDのDEC側ガイド不調が多くて星飛びが頻発し、星飛びは普通なら画像は没だが、BurXteminatorにはガイド不良の画像を…
NASAの記事では、尾のできた原因は中央のPGC57129の右やや下にある小さく細長い明るい銀河(PGC2502068)とすれ違った際の潮汐力で星やガス・塵がはぎとられてできたとあった。相手銀河のサイズも分からないので、尾はどちらの銀河のものかは不明だ。この日は…