尻尾の出ている方はNGC6621。地球から2.9億光年と遠いため小さくしか写らず細部が分からない。尻尾は相互作用で腕の一部が引き寄せられたように見えるが、この後はアンテナ銀河のように尻尾は離れていくのだろうか? ハッブル撮影の写真では中心部や尻尾の状況は良く分かり、バルジの方向も分かるので両者がどんな方向で突撃したのかなど想像してみると面白い。
撮影日時2024/05/10 AM02:20~ : 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : 25cm反射 + TMaxコマコレ + QHY178Mカメラ + Baader LRGBフィルター
EQ6Pro + ASI174M miniガイドカメラ + PHD2(オフアキガイド、NINA撮影)
撮影条件 : -15℃, L :1bin 10分×9枚、RGB : 2bin 各5分×4枚、総露光時間 150分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC, GraXpert