C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

おとめ座の惑星状星雲Abell 36

夜20時を過ぎてから見る見るうちに空が晴れてきて、一瞬遠征が頭をよぎったもののノートPCの充電は全くできてなくて流石に無理だ。と言う事で、先回遠征では導入失敗で撮れなかったAbell 36を狙って見る事にした。導入をミスらないように今回はEQMODSアライ…

ポタ赤オートガイド化その2

ポタ赤での135mmレンズでは、追尾精度が追い付かず星流れ気味になってしまう。バランスシャフトでのウェイトの掛け方が良くないのかと言う疑問もあるので、ベランダでテストしてみた。ベランダでは北極星は見えないため、極軸合わせはpHD2のドリアトアライメ…

いて座~わし座の天の川とPixelMath背景補正

さそり座を入れた天の川は、面の木だと低高度でのカブリで処理が大変なため、いて座から上の方の写野で撮る事にした。それでもカブリは結構でるし、85mmレンズに比べたら24mmレンズだとF4まで絞っても周辺減光は目立つ。今回カブリ補正ではABEではなく、Pixe…

かみのけ座の銀河NGC4725,NGC4747

NGC4725とセットでNGC4747を写野に入れたものの、NGC4747の淡腕が写野に入り切っておらず失敗してしまった。試写の時にぎりぎりセーフと判断したのだが、画像の階調を上げてキチンと確認すべきだった。ただ当初予定していたAbell36の導入失敗で撮影中止によ…

はくちょう座の星雲Sh2-104

Abell35を撮った後、薄明開始までまだ2時間もあると言う事で、はくちょう座にある小さな星雲Sh2-104を狙って見た。試写すると意外と暗く、更に周囲の赤星雲などは殆ど写ってそうに無い。カメラレンズで撮ると割明るく写るので楽勝かと思ったらそうでもなかっ…

さそり座頭部の星雲

当初135mmでIC4596とSh2-7だけ撮ろうと予定した。所が、ポタ赤での135mmはオートガイドを使わないといけないのに、肝心のノートPCを持ってくるのを忘れていた。先ずは135mmレンズをガイド無しでやってみたが、5分露光の6枚の写真は全部長楕円の星となり撮影…

うみへび座の惑星状星雲Abell 35

ナローフィルターHαとOiiiでそれぞれ1.5時間づつ撮り、RGBで1時間ほど撮ったものの、どれも薄っすらすらの写りで、低空での光害カブリも結構あるが、屈折F5.2では予想以上に淡く、星の色も冴えない結果となった。この夜は、Abell35の撮影と並行して、隣の星…

おとめ座銀河 NGC5170

2対象目のNGC5170の撮影開始が遅くなり、2時間弱で西側の林にかかってしまうほどの低高度になって撮影を切り上げた。撮影画像は星がやたら肥大化しクッキリしない写りだったので、画像処理後の仕上がりもそれなりとなった。最近ノートPCのバッテリの減りがや…

さそり座~へび座星雲

低高度撮影なのでカブリが酷く、WBPでコンポした画像はウンザリするほどの背景となっていて、いつものPixel Mathスクリプトを使った背景補正だと時間が相当かかりそうだ。そこで今回はライト画像を1枚づつABEでカブリと周辺減光補正を行ってからインテグレー…

おとめ座の銀河NGC4731

NGC4731はかなり歪んでいるが、歪みの原因は特定されておらず2つの説があるようだ。1つ目の仮説は、下の写真には写っていないが写真の左上方向に大きな楕円銀河NGC4697があり、この銀河との相互作用だと言う説。当初はこの説だったらしい。2つ目の仮説は、ふ…

しし座の銀河 NGC2903

今期はなかなか遠征ができずしし座銀河も撮れていなかった。シーズンオフ前にと南中過ぎたNGC2903を撮ってみたものの、2時間露光の終盤にはかなり南西の低高度となってしまった。光害カブリでライト画像のピクセル値が大きいとフラット補正が上手くいかない…

りょうけん座 NGC4490(まゆ銀河)

まゆ銀河を11年ぶりに撮ってみた。3月末に元気村で撮影中に雲が広がって中断になり、その続きを面の木で撮ってやっと一通りデータが揃った。Ginjiでの撮影でのオフアキガイダーは今迄中華製のモノを使っていたが、ブリズムチューブ内の光路が円筒形の安普請…

いて座 バンビ周辺

夜には待ちに待った快晴の予報に、早々に面の木へ出かけた。着いた頃はまだ雨が降っていたものの予報通り20時くらいにはすっかり晴れ渡って風穏やかと好条件となった。夜半には天の川も上がって来て、久々に見る広大な天の川にわくわくしてきた。ただ残念な…