C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

うみへび座の惑星状星雲Abell 35

ナローフィルターHαとOiiiでそれぞれ1.5時間づつ撮り、RGBで1時間ほど撮ったものの、どれも薄っすらすらの写りで、低空での光害カブリも結構あるが、屈折F5.2では予想以上に淡く、星の色も冴えない結果となった。
この夜は、Abell35の撮影と並行して、隣の星座にあるAbell36も別の望遠鏡で撮ろうとやって見たが、L-Extreamを使った結果、APTのPoint Craftが使えないと分かった。座標解析は露光時間を多めにすればできるものの、撮影対象に望遠鏡を向け、写野中心へ対象を導入しようとすると、露光時間不足で星が写らずいつまで経っても解析が終わらない。已む無く断念となった。EQMODSでのアライメント5点くらい使って対象導入した方が良かったようだ。肝に銘じておこう。

f:id:kenwoodyjoy:20220415182712j:plain撮影日時 : 2022.04.08 PM21:10~ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場 
機材 : FC100+FC35 + QHY183Mカメラ + Baader Ha,Oiii, RGBフィルター
   EQ6Pro + ASI120M ガイドカメラ + PHD2(オフアキガイド、APT撮影)
撮影条件 : -20℃, L : Ha,Oiii : 各15分×6枚、RGB : 2bin 各5分×4枚、総露光時間 240分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC