C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

いて座 M8,M20,猫の手

M8干潟星雲の撮影は5年ぶりとなった。写野導入と撮影をNINAでやろうと予定していたが、思わぬトラブルで手動導入かつタイマー撮影となった。EQ DirectケーブルのRJ45コネクタの爪が折れて固定できず、応急にとテープで固定してみたが、少しケーブルが動いた…

りゅう座の銀河 NGC4319とクェーサー(マルカリアン205)

NGC4319を撮ってみる気になったのは、すぐ近くにあるクェーサー(マルカリアン205)が写ると言う記事を見かけた事による。下の切り抜き写真にマルカリアン205の位置を示した。銀河NGC4319は8000万光年で、マルカリアン205は10億光年の彼方にあっても、我が天の…

おとめ座の銀河NGC5719とNGC5713

写真左のNGC5719はダストレーンが明瞭で赤っぽく、一方右側のNGC5713は青っぽい渦巻で色の対比が綺麗なペアだ。昨年撮ろうと計画したものの、撮り損ねていた。2つは近い距離にあり相互作用(重力)を受けているため、左の銀河は銀河腕が波打っているように見え…

はくちょう座 またまたWR134

4日前にWR135をCCDカメラで3nmフィルターで撮ったが、今度はL-extreamフィルターを使ってデジ一眼でWR134を撮ってみた。WR134の写りは3nmフィルター撮影の写真と似たようなレベルでリング半周止まりだ。しかし三ケ月星雲や目立つ赤丸のSh2-104が加わると写真…

へび座の銀河 NGC5953・5954(Arp91)とNGC5951

写真右端に近接している2つの銀河(NGC5953、5954)は合体中の銀河で、相互作用の影響で腕の絡み合いやねじれが起こっているものの、この写真では残念ながら小さくて余り分からない。かろうじて銀河腕が一方に伸びている事が分かる程度だ。左端の銀河NGC5951を…

はくちょう座 プロペラ星雲周辺

WR134撮るには少し早いので、WR134近くのプロペラ星雲周辺を撮ってみた。写真のやや左下にある青光芒のある星2つはNGC8914なのだが、ナローフィルターを使ったせいで青ガスは全く目立たない。星は小さくてうるさくはないものの、赤星雲が広がるだけの一本調…

かみのけ座の銀河 M85+NGC4394

M85は写真見ても分かるように外周部には超淡い殻が見えていて、これらは40~70億年前の銀河合体の名残らしい。外周部に広大な殻(シェル)構造をもつ銀河は他にもあり、特異銀河を表すArp番号の付いたろ座NGC1316(Arp154)やうお座NGC474(Arp227)などがある。GP…

はくちょう座Sh2-101星雲とWR134

WR134の撮影は初めてなのでどの程度写るか期待して撮影を始めた。月の出までRGBフィルターで星を撮り、その後ナローHaとO3での撮影で臨んだ。月光下でも天の川は見えるかもと予想していたが、流石に半月は明るくて全然見えない。更に月光がレンズフードの内…

りょうけん座の目玉銀河NGC4151

見た目が目玉風なのでEye of Sauronの名がある。銀河腕は淡くこれが写らない事には目玉ににならないので、月の出まで目一杯撮ろうと始めた。NINAでの導入がスンナリとできて早々に撮影開始できて順調に進んだものの、終盤は少し風が出て星飛びが起こり、L画…

アルカリアンチェーン

夏星雲が登ってくるまでの間、おとめ座のマルカリアンチェーンを撮ってみた。250mmレンズでは流石に銀河は小さいものの、RGB合成すると銀河のチェーン並びは目立ってきてそう悪くない。 撮影日時2023/05/09 PM21:20~ : 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場機材 :…

へび座の星雲M16とSh2-54

Antlia 3nm HaとO3でHOO合成をやってみようとM16,Sh2-54対象に撮ってみた。先日のSh2-27撮影ではMamiyaレンズのヘリコイド部の補強ステーに手を加えて撓みを減らすようにした事で以前よりは星流れは減った。そこで今宵も同じ組み合わせで撮影する事にしたが…