C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

天の川での赤い蝶と小鹿の風景

いて座は星の密集度の高く、双眼鏡や望遠鏡で見ると「ヒュー」とついため息が出ます。取分けスタークラウドの星々のキラキラ度合いは格別だなと感じます。天体写真でのスタークラウドは別名「バンビの横顔」と呼ばれてますが、IRブロックフィルターを外した…

夜空のペリカンと言えば IC5067

機材の設置位置がまずくて、当初予定していた撮影対象が、撮影開始後1時間で木陰に入ってしまうと言うヘマをやらかしてしまい、場所変えの時間もないので、別の対象にしました。大阪のオバちゃんに怒られているペリカンなら、丁度カメラ視野サイズに収まりま…

わし座の3本洞窟

わし座は普通の望遠鏡やカメラレンズでは写真ネタの乏しい星座ですが、ひこ星と隣のγ星の色の対比が綺麗なので、3本洞窟を入れて撮ってみました。中心近くの青いヤツがひこ星ですが、左上の赤っぽいのがγ星(Trazed)です。ひこ星は数億歳の若い高温星ですが、…

おどろおどろしきメデューサ風のSh2-64

メデューサ星雲と言えばふたご座のSh2-274になるのですが、もうひとつマイナーなメデューサ星雲がへび座にあります。最初のSh2-274はそこそこ明るいので撮影している方は多い星雲です。と言っても私は未だ撮った事がありません。 今日の写真はマイナーな方の…

でっかい星雲Sh2-27

さそり座の上のシャープレスカタログSh2-27星雲は、星景写真などではうっすらと写っている星雲です。この星雲だけを撮ってましたが、改めてホントに大きいと感じました。下の写真はAPS-C一眼デジカメ+レンズ70mmで撮ったものですが、これだけでは大きさが分…

木星の宵

今年のゴールデンウィークは珍しく晴れ日が続き、夜には心地よい風を受けつつ木星をじっくり観望できました。惑星観望には双眼装置を使うと見易くて疲れません。それと立体的に見えるので不思議な気分になります。単眼ではガリレオ惑星は木星の横に並ぶだけ…

色づいた月

月の写真はグレーススケール調が多いのですが、眼視でも天頂近くではまさにグレーススケールであり、写真では色を強調してしまうとどうも綺麗に見えずカラーでの強調はしない方が無難となります。 ところがRGBでのカラー強調ではなく彩度を上げてみると、岩…

さそり座のカラフル外 Sh2-1とSh2-7

4月下旬になって面の木駐車場は工事終わってやっとオープンしました。待ちかねたように星屋さん達が大勢来ましたが、いつもの星友さんたちの声が聞こえず、どうしたんだろ。GPVだと00時辺りから曇るかもと言う微妙な予報だったので、ははぁ、一晩快晴予報の…

凛々しい子持ち銀河も良いもんだ

M51は割と明るくて撮り易いのですが、小型望遠鏡だと流石に小さくて迫力がありません。 過去VC200L鏡筒で撮影して、処理した画像を見た時には感動ものでした。VC200Lは手放してしまったので、小型の焦点距離528mmではどうかなと敢えて撮ってみました。 んで…

堂々たるくじら銀河NGC4631

茶臼山の面の木駐車場は更新工事で閉鎖されていて利用できないため、段戸山牧場への遠征が続きました。牧場の牛舎裏駐車場は牛糞の香しい臭いが漂っていて、時々強烈な一瞬があります。牛舎は寒い時期だけ牛の寝床になるらしく、この時期だけは本来なら避け…

UNC254+2Korr のファーストライト M101

昨年秋に反射用レデューサASA 2KorrをTSから購入したものの、望遠鏡の改造に踏み切れずにいました。今年になってやっと腹を括り改造に着手し、最近やっと使えるレベルまでになりました。(結露防止の乾燥エア方式や低F鏡筒では必須の迷光反射防止など追加いろ…

Ginji150での銀河NGC4244とNGC4214

昨日に続いて小型望遠鏡での銀河ですが、りょうけん座のNGC4244と4214はカメラ写野に一緒に入る上に、割と大きく写るので、結構見栄えが良いです。(左がNGC4244) 望遠鏡は笠井のGinji15cmを使いました。このGinji15cmは昨年11月にヤフオクでゲットしたもので…

銀河撮影エリアの事前チェックは便利

銀河は長焦点望遠鏡で撮るものと思ってましたが、今年から500~600mmの小型であれこれ撮ってみようと始めてみました。銀河自体は大きく撮れませんが、その代わり写野内に複数の銀河を配置できます。 ステラナビの星雲・星団メニューにあるPGCボタンを押すと…