C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

Arp104(NGC5216,5218) <Ursa Major>

この夜は薄雲がずーーーーと掛かり続けていて、撮った画像の背景はやや荒れ気味となった。まともな写真になるか不安だったが、処理してみるとそう悪くなくホッとした。
2つの銀河間を繋ぐ星の帯とカラフル銀河は印象的だ。帯の長さはWikiでは2.2万光年と書いてあり、そうなると銀河の直径は2つとも1万光年もないのでWikiの記事はどうも怪しい。SIMBADでの視直径データを元に推算すると、NGC2018の大きさは直径4.8万光年あり、帯の長さは10万光年くらいになった。

撮影日時2024/04/12 PM20:30~ : 撮影場所 : 旭高原元気村
機材 : 25cm反射 + TMaxコマコレ + QHY183Mカメラ + Baader LRGBフィルター
   EQ6Pro + ASI174M miniガイドカメラ + PHD2(オフアキガイド、APT撮影)
撮影条件 : -15℃, L :1bin 10分×9枚、RGB : 2bin 各5分×4枚、総露光時間 150分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC