面の木駐車場は雪が積もっていて、こんな中での撮影は随分久しい。先着のSさんに教えてもらって路面が顔を出している所の隣に駐車でき、機材は乾いた路面に設置できた。この機材位置が限られたことが後で効いた。 冬の星雲撮影もそろそろ終盤になってきて、…

撮影開始して30分ほどして、突如赤道儀とPCの通信が途絶し赤道儀が止まってしまった。原因は定かではないがUSB通信ケーブルの接触不良のようだ。今までにも何度か起こっているが、赤道儀の電源を一旦オフして原位置に戻し、最初からやり直しして復帰はできる…

153号から段戸山への道や牧場の雪はほぼ消えていた。他にはだーーれも来ず-6℃のひっそりの風景だが、風穏やかで霜も降りずの絶好の条件だ。撤収片付けでの霜取り作業がないのは本当に有り難い。 今宵は赤道儀やカメラの制御を車中でのPC操作でやろうと準備し…

Astro Commonsからダウンロードしたデータは今まではデータ量も限られたものにして(例えば、恒星カタログは1～5等星の3000個程度)検討していたが、膨大な天体データ数や方位図法での座標変換が厄介と思っていたら、もっと厄介なことが出てきた。星図では天体…

前夜に続いて今度はデジ一眼とQuad BPフィルターの組み合わせで、対象も前日と同じ馬頭星雲を撮ってみた。結果は前日と大差ない画像で、特に意識的に色合わせした訳ではないが似たような色合いになった。昨日の冷却CCDでの画像同様に、星色はそこそこだ。反…

先月注文していたQuad BP（クアッド バンドパス）フィルターが届いたので早速ベランダ撮影で使って見た。このフィルターは一眼デジでのナローバンド撮影に使えると言うのがうたい文句であるが、冷却CCDカメラ+LRGBフィルターとの組み合わせでやってみた。狙…

遠征もニワトリもない日が続くので、Rプログラミングを使ってLBN天体を星図に書き込む事を再開したのだが、これがなかなか手強い。単純な直交座標系で作るのはそれほど難しくはなく、以前紹介したメルカトル図法での描画になる。下の図はそのメルカトル図法…

ダック(あひる)星雲またはカブト星雲の名があり、高度も低いのでベランダから何度か撮っているが、綺麗に撮れた試しがない。丸く明るい形のガス意外は大変淡くて、かなり前に遠征で撮ったものの、それらは星に埋もれてしまって冴えない。しかしもう一度遠征…

サークル寄合があって出発が遅くなってしまったため、行先を段戸山牧場に変更して1分でも早く撮影開始しようと目論んだ。久々の段戸山牧場は雪が残っていて寒々とした風景だ。気温は-8℃と低いものの風がなく穏やかだが、他に誰も来なかった。 この撮影ではノ…

12月にレデューサを忘れて直焦での撮影しかできなかったIC417(たこ足星雲)。レデューサ付けると写野が広がるので、IC410星雲を入れてみた。写真右からIC410,IC417そして左やや下にNGC1931と明るい星雲が並んで、すこぶる賑やかとなった。 IC410にはオタマジ…

この星雲は超淡い事で有名なので5時間くらいは撮ろうとの意気込みでいた。しかしやっみると3時間45分で終了となってしまった。赤道儀にカメラ2台を付けたので準備で時間がかかった事や、撮影中の子午線越え後の反転で写野合わせにかなり手こずったことも響い…

先月雲台2ケを繋けたことで撮影失敗のSh2-245を改めて撮り直した。今回は雲台は1ケでやれるようにポタ赤ではなく赤道儀に載せ、もっと広写野でと50mmレンズにした。それでも釣り針のような形のエリダヌスバブル全体は入らない。 釣り針状の大きな星雲はおう…

面の木は正月休み最終の撮影機会と云う事で大賑わいとなり、深夜遅くまで車の出入りが結構あった。こんな寒い夜にこの盛況ぶりには驚いた。 遠征で持ってくるものを忘れる事が続いたが、この日もまた"やっちまった"。望遠鏡へカメラを接続するためのTリング…

帰省した我が子達と誕生パーティー兼の忘年会もあって山へなぞ行ってられない。 しかし澄み切った夜空を見ると、"こんな夜に勿体ない"と、酒が抜け始めた頃に機材を出してベランダ撮影となった。バラ星雲の右下にはSh2-280(バラのつぼみ)があるが、この星雲…