この星雲は超淡い事で有名なので5時間くらいは撮ろうとの意気込みでいた。しかしやっみると3時間45分で終了となってしまった。赤道儀にカメラ2台を付けたので準備で時間がかかった事や、撮影中の子午線越え後の反転で写野合わせにかなり手こずったことも響いた。更にPCのバッテリ切れで打ち切らざるを得なくなってしまった。PC充電にはDC/ACコンバータを使って今まで凌いでいたが、この夜は何故か充電モードにならないと言う想定外のトラブルとなった。後日Webで検索すると類似トラブル例は出ていて、PC内の電源回路での不整合だとかで、たまに起こるらしい。何でこんな時に起こすんだ!! は後の祭り。
3時間45分のSh2-240はやはり露光不足でフィラメントの淡い細部は写らず、フィラメントを強調すると太ってしまって荒れた画像だ。Hα撮影の露光時間を途中から15分に変えたが、20分位にしないと淡い所は写りそうにない。
気が向いたらHα20分での追加撮影をやってみよう。
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星雲強調方法を変えてフィラメントの淡い部分を前回画像より強調
星雲強調方法を変えてフィラメントの淡い部分を前回画像より強調
撮影日時 : 2019.01.03 PM19:30~ 撮影場所 : 茶臼山面の木
機材 : タムロンSP200 (150mm, F2.8→F3.5)+QHY9カメラ
+ OPtlongフィルター(LRGB, Ha)
SynScan On GPD + QHY5-ii + PHD1
撮影条件 : カメラ冷却温度-20℃
L 1bin :10分×8枚, Hα 1bin : 10分×4枚, 15分×4枚
RGB 2bin : 各5分×3枚 総露光時間225分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC
Hα画像は 星雲強調マスクとして使用