12月にレデューサを忘れて直焦での撮影しかできなかったIC417(たこ足星雲)。レデューサ付けると写野が広がるので、IC410星雲を入れてみた。写真右からIC410,IC417そして左やや下にNGC1931と明るい星雲が並んで、すこぶる賑やかとなった。
IC410にはオタマジャクシのような星雲がニョロニョロと2本見える。下の写真はその部分を切り抜いて星を消し去り拡大したもの。これが特徴なのでIC410を海外ではオタマジャクシ星雲と呼ぶ。日本ではガイコツ星雲と書いている人もいるが、特徴のオタマジャクシに気づかない人が多いので馴染まないようだ。このオタマジャクシの正体は分子や塵の集まったもので、近くの星団に照らされて明るいが、内部に星の卵ができつつある。
撮影日時 : 2019.01.03 PM23:45～ 撮影場所 : 茶臼山面の木
機材 : FC100+FC35(F5.2, 528mm) + Nikon D5100(LPS-D1)
EQ6Pro + ASI120MM + PHD1
撮影条件 : ISO3200, 3分×20枚 総露光時間60分
画像処理 : ｽﾃﾗｲﾒｰｼﾞ8, Phoyoshop CC
<IC410のオタマジャクシ>
下の画像で左側にオタマジャクシが2匹見える。明るい赤いガス星雲の密度が高く
なった状態と思われるが中々興味深い。
