C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

ニワトリのダック星雲 NGC2359

ダック(あひる)星雲またはカブト星雲の名があり、高度も低いのでベランダから何度か撮っているが、綺麗に撮れた試しがない。丸く明るい形のガス意外は大変淡くて、かなり前に遠征で撮ったものの、それらは星に埋もれてしまって冴えない。しかしもう一度遠征で撮ってみたいとは思う。ナローフィルターと組み合わせて撮るのが良さそうだ。
この星雲の明るい丸くなったガスの元は中心の青色巨星から噴き出したものながら、それ以外にもガスはあちこちへ広がっているので、複雑な作用があって形成されたようだ。これも特別巨大な星の末期の姿の一つで、いずれドッカーンと爆発して丸いガスも吹っ飛んでしまう。1.6万光年も離れているので、もう吹っ飛んでいるのかも。
 参考) 用語 : ニワトリ=庭で撮ること

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撮影日時 : 2019.01.13 PM21:15~ 撮影場所 : ベランダ
機材       : TS社25cm反射+2korrレデューサ (F2.9, 730mm) + QHY9カメラ
     + Optlong フィルター, EQ6Pro + QHY5-ii + PHD1 (オフアキシス)
撮影条件 : カメラ冷却温度-20℃
             1bin Hα :10分×6枚, OⅢ : 10分×4枚, SⅡ:15分×6枚 総露光時間190分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC , SHO合成