台風が過ぎ去った夜は晴天の秋空!! まばゆい月も出ていて萩かススキを飾ってみたい気分だ。涼しくなった北側ベランダではくちょう座かケフェウス座の星雲が狙えるが、吹き返しの風も少しあるので大きな鏡筒は使えない。Ginjiにレデューサを入れた430mmで久しぶりに網状星雲を撮って見ることにした。RGBで星を1時間、HαとOiiiで星雲をそれぞれ1時間の露光をAstro Photography Tool (APT)にセットし全自動撮影を始め、30分毎に撮れた画像をチェックしトラブルなしで撮り終えた。
HαやOiiiの画像では可視光の大半はカットされるためカブリの補正はまあまあやれるが、RGB画像は写野が広くかつ低Fの鏡筒だとウンザリするほどのカブリが出る。しかしRGBからは星のデータを使うだけなのでザックリ補正で良いと、途中で気づいて幾分気が楽になった。
撮影日時 : 2021.09.18 PM22:00～ 撮影場所 : ベランダ
機材 : Ginji150 +2korrﾚﾃﾞｭｰｻ +QHY9ｶﾒﾗ + Optlong ﾌｨﾙﾀｰ
SynScan On GPD + SI120M Miniｶﾞｲﾄﾞｶﾒﾗ + PHD1 , APT
撮影条件 : -20℃, Hα・Oiii :1bin 各10分×6枚、RGB :2bin 各5分×4枚、総露光時間180分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC
AOO合成し、RGBの星を抜き取ってAOOと合成
星抜き取り合成はPixInsightのPixelMathを使用
