C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

わし座からはくちょう座の天の川

不安定な雲行きだったものの、雲で良くない写りの物は除外しても2時間は露光できたので良かった。しかしポタ赤だとナチュラルディザリングでノイズは抑えられるかと期待していたが、背景には縞々ノイズがやたら出て処理に手を焼いた。 撮影日時2024/06/14 PM…

Sh2-82 little Cocoon <Sagitta>

曇ったり晴れたりを繰り返し、天の川の見え味も良くない空模様で、3時間露光が5時間強もかかってしまった。天の川の微光星が背景だとダストの影響で赤っぽくなってしまうが、カラーバランスどうしたものかと悩ましい領域だ。 撮影日時2024/06/14 PM22:30~ :…

Abell43 <Ophiuchus>

Abell43のフィラメント風の特徴的なガスの模様と綺麗な青系の色が印象的だ。大きく撮れたらさぞかしたが、地球から5400光年とかなり遠い。この日は北東側の対象を早くから撮ろうと久しぶりに茶臼山に出かけた。ほぼ同じ時刻に撮影に来られた方としばし雑談と…

カメラファンダー代用の単眼鏡

視力低下でカメラのファインダーでの写野探しに手を焼いているので、解消しようといろいろ調べた結果、結局自作となった。<調べてみた結果>(1)マグニファイヤー 写野中心部を拡大して星は見易くなるものの、写野が狭すぎるのが欠点で、写野中心に目印星があ…

Sh2-86~90 周辺 <Vulpecula>

こぎつね座は小さい星雲が飛び飛びに並んでいて、天の川の星々を背景に暗黒帯もあり、赤と黒の星雲のコントラストが面白いかもと狙った。カメラファインダーでの写野合わせに四苦八苦し、更にレンズヒーターのスイッチ入れ忘れで2時間撮影分が全滅してしまっ…

Abell62 <Aquila>

惑星状星雲の大きさは、撮影の関係で視直径データは調べるものの、実際の大きさはどんなだろうか考えた事もなかった。Abell62の大きさを距離データと視直径を元に推測すると約1.5光年となり、ラセン星雲(長径サイズで5.8光年)の約1/4の大きさだ。追々調べて…

LDN1082+NGC6946 <Cepheus>

LDN1082は写真右の縮れた黒紐風の分子雲。左の銀河はNGC6946で結構大きい。昨年シーズンオフで撮り逃したので、早々に狙ってみた。露光5時間を予定していたものの、撮影地の北東側には電線の鉄塔が邪魔で暫く待つことになり、結局4時間露光が精一杯となった…

HCG68 <Canes Venatici>

HCG68は5つの銀河で構成されていて、比較的大きな渦巻銀河と2つの明るい黄橙の銀河の3つが寄り集まっていて、残り小さい2つはちょっと離れている、ように見える。そこで距離をSIMBADで知らべてみたら、どれも地球からの距離はほぼ同じで大きさが見た目通りの…