C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

しし座の銀河 NGC2903

今期はなかなか遠征ができずしし座銀河も撮れていなかった。シーズンオフ前にと南中過ぎたNGC2903を撮ってみたものの、2時間露光の終盤にはかなり南西の低高度となってしまった。光害カブリでライト画像のピクセル値が大きいとフラット補正が上手くいかない事が多いが、今回も不十分な補正となった。この後は今迄ならPixelMathのスクリプトを使ってチマチマと補正していたが、余りに時間がかかるため、もっと手っ取り早くやれる方法はないかと考えてやってみた。結果は1時間もかからずまあまあのレベルで補正出来た。DBE以上の効果で処理時間もDBEと大差ないが、星雲写真では使えないかもしれないので、汎用的かどうかは分からない。星雲写真で効果ありなら記事にしてみようと思う。

f:id:kenwoodyjoy:20220408102333j:plain撮影日時 : 2022.04.04 PM21:10~ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場 
機材 : 25cm反射 + TMaxコマコレ + QHY183Mカメラ + Baader LRGBフィルター
   EQ6Pro + ASI174M miniガイドカメラ + PHD2(オフアキガイド、APT撮影)
撮影条件 : -20℃, L :1bin 10分×6枚、RGB : 2bin 各5分×4枚、総露光時間 120分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC