とも座のSh2-302はそれほど明るくないものの、試写した所悪くないという事で一通り撮影した。しかし低高度過ぎて光害でのカブリが酷く、背景のムラムラは薄い星雲なのかカブリなのか判別がつかない。星雲の周囲には淡い星雲は無さそうと言う事でDBEでゴソっとカブリを消したものの、背景のムラムラは結構あってストレッチはほどほどにで止める事になった。この星雲の見所は黒帯ながら、ナローでは周囲の分子雲は写らない。ただよく見てみると、星雲の右側辺りは何やら分子雲のモヤがありそうだ。
撮影日時 : 2022.01.20 PM21:30～ 撮影場所 : ベランダ
機材 : Ginji150 +L-Extreamﾌｨﾙﾀｰ+MPCCｺﾏｺﾚ + QHY9Mｶﾒﾗ + Optlong LRGBﾌｨﾙﾀｰ
SynScan On GPD + ASI120M miniｶﾞｲﾄﾞｶﾒﾗ + PHD2(APT撮影)
撮影条件 : -20℃, L :1bin 15分×6枚、RGB : 2bin 各5分×4枚、総露光時間 150分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC
