C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

Sh2-312 <Pyxis>

Sh3-308に続いてこの星雲を撮ってみたが、大きくて平坦ノッペリの星雲で魅力が乏しく2時間露光で撮影は止めた。画像処理の段になり、ISO6400での10分露光は流石に背景ノイズは酷いため、MLTやAtrous,MMTなど単独一発処理では埒か開かない。ノイズ低減ツールもどれをどう使えば良いのやらトホホだ。背景ノイズ処理に手を焼くISO6400での撮影はこれで最後にしよう!!
==ノイズ低減し直して再処理==============================
◆再処理後
ザラツキ感は軽減できたが、ノイズ低減だけでなく、ストレッチにも問題があると分かった。Expornential(SMIファンクション)で行う際に、輝度を制限するLightness Maskをオンとした事で、微光星がノイズっぽくなってしまった。星雲を目立たせるために星の輝度を下げるのは良くあるが、気を付けないといけない。

撮影日時2024/02/10 AM00:30~:撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : Mamiya sekor RZ150 (F5.6) + L-extreamヌフィルター +Nikon D5100(LPS-D1フィルター)
   SynScan On GPD + ASI120M miniガイドカメラ + PHD2(APT撮影)
撮影条件 : ISO6400 :各10分×12枚、総露光時間120分
画像処理 : PixInsight