C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

NGC4151,4156 <Canes Venatici>

鏡筒外周にアルミ蒸着シートを貼っていたが、先週の遠征では鏡筒外面に霜ドッサリとなった。一方隣で撮影の星友の鏡筒には霜降りが無く、何でこんなに違いが出るのか??
アルミシートは透かすと向こうが見えるほど薄っぺらで、調べて見ると片面蒸着なのだが、見た目ではどちらがアルミ面なのか皆目区別が出来ない。そこでテスターを使って通電チェックをしてみたら、我が鏡筒の外面はアルミではなくポリエステルと分かった。これが霜降りの原因かぁと納得。
と言う訳で蒸着シートを新たに買ってきて、アルミ面が外側になる事を確認しながら貼り直し、この夜にその効果を確かめてみた。車のウィンドウは霜ドッサリだが鏡筒は霜無し!! ピントズレも起こらずしばし幸せな気分となった。♬
写真の大きい銀河NGC4151の明るい中心部は目玉風で面白い。以前NGC4154とセットで撮った事があるが、NGC4151だけ撮り直してみた。

撮影日時2024/02/13 AM01:30~:撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : 25cm反射 + TMaxコマコレ + QHY178Mカメラ + ASI LRGBフィルター
   EQ6Pro + ASI174M miniガイドカメラ + PHD2(オアアキガイド、APT撮影)
撮影条件 : -15℃, L :1bin 10分×10枚、RGB : 2bin 各5分×4枚、総露光時間 160分
画像処理 : PixInsight, Photoshop