C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

こじし座の銀河NGC3344

キンピカにした鏡筒での遠征ファーストライトはどうなるかワクワクしつつ出かけた。ベランダでのテスト撮影同様に1枚10分露光してはピントすれが無いか確認しつつ行った。結果はベランダテストと同様でピントズレは格段に小さくなり、1時間半以降はピントズレはほぼ終息した。撮った画像のスパイダー光条や星像のクッキリ感が以前と全然違う事にも驚いた。筒内気流が無くなって解像度が上がると言われていたが、まさにその通りだ。
この夜は-6℃で空気は乾燥していても車のウィンドウは霜でベッタリとなったが、鏡筒には霜は降りていないし、当然鏡筒内にも霜は無い。ただ筒先内に付けた黒色の硬質ウレタン板で作った遮光リングは、放射率が高い為残念ながら霜まみれとなっていた。こうなると外すしかない。
そして画像処理してみるとQHY178カメラでの画像と思えないほどシャープになっていて見違えるようだ。銀河撮影がまた楽しくなりそうだ。🎶(#^.^#)🎶

撮影日時 : 2023.02.16 PM20:30-撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場 
機材 : 25cm反射 + TMaxコマコレ + QHY178Mカメラ + ASI LRGBフィルター
   EQ6Pro + ASI174M miniガイドカメラ + PHD2(オフアキガイド、APT撮影)
撮影条件 : -15℃, L :1bin 10分×8枚、RGB : 2bin 各5分×枚、総露光時間140分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC, GraXpert