C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

EQDIRECTその2とへび~わし座暗黒帯

先日GPDをEQDIRECT制御で遠征で使ってみたが、目標天体の導入精度が良く使い勝手が良いと感じた。そこでメインの赤道儀のEQ6ProもEQDIRECTでやれるようにと、USB/RS232 (TTL変換,5V)ケーブルに赤道儀へ繋ぐDSubコネクタを付けた。この配線に関して調べた結果、信号線のTXDとRXDのピンアサインが2通りの情報があり、実際やってみたところ本家のEQMOD Project資料通りの結線でないと動かない事が確認できた。真逆配線で動いたと書いている胡乱な情報に振り回されたのは悔しいが、私と同じ目に遭った人の憤慨コメントも見つけた。元記事は訂正されていないので、これからも偽情報に振り回される人は続くに違いない。
さて下の写真、暗黒帯を中心に撮ってみたもののさっぱり冴えないが、モクモクと漂う分子雲や塵は星々の原料なのでロマンは感じる。写真左上の散開星団NGC4756や下端中央の明るい所の散開星団NGC6683が少しはアクセントになるが、綺麗な輝星でもあれば見栄えが良くなりそうなので、次はこの点を考慮してみようと思う。
ちなみにこの写野のほぼ中心にSh2-64(メデューサ星雲)があるが、暗いのでマジマジと見てもどこなのかは分からないのが残念。

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参考:写野の位置
イメージ 2

 

撮影日時 : 2018.05.11 AM01:00~ 撮影場所 :愛知県茶臼山面の木
機材       : Nikon単焦点85mm F2.8→F4 + Nikon D5100(LPS-D1)
               ポタ赤PanHead
撮影条件 : ISO3200, 3分×26枚 総露光時間 78分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC