テレプラスを使って焦点距離を1.4倍ほど伸ばしての銀河撮影第1段は、おおぐま座の銀河NGC3718。2時間露光ではNGC3718の腕の淡い所までは写っておらずちょっと残念だった。やはりF値が上がった分を考えると2倍ほど露光時間は伸ばさないといけないようだ。写野周辺の星像はちょい歪んでいるもののそれほど気にならないが、星に色収差が出るので3色分解しての解像度補正が必要になる。
NGC3718の距離は5200万光年で右隣のNGC3729は同じ銀河群の仲間。NGC3718の上にポチポチとある小さい銀河は何と4億光年も先で桁違いの遠さ。
<参考 NGC3718の位置>
撮影日時 : 2018.03.14 PM00:59~ 撮影場所 :愛知県茶臼山面の木駐車場
機材 : TS社25cmニュートン反射+MPCC+テレプラス 1.4X Pro300 (1400mm, F5.6)
+ Kiss X6i(HEUIB)
EQ6Pro + QHY5-Ⅱ + PHD2 (オフアキガイド)
撮影条件 : ISO3200, 5分×24枚 総露光時間 120分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC
ELパネルフラットで補正