C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

川鵜

天体ものではなく川鵜の話。
近くの川でのことなのだが、今の季節になると川鵜の大群が飛来してきて、川のかなりの範囲を占拠しているかのような状況になる。ちょっと前まではオシドリのグループが4つか5つほど散在して、岸辺でのんびりと過ごしたり川面を泳ぐ姿があったものの、それがこの川鵜の集団が現れて一変する。
この時期以外では、川鵜は数羽のペアがエサ獲りしているのが見られる程度なのだが、かくも大群でのエサ獲り行動は凄まじい。20~30秒ほどの潜水を繰り返して魚を獲るのだが、何せ小さな川での鳥の大群なのでエサもすぐ枯渇してしまうようだ。 10~20分ほどで数10メートル離れた次の餌場へ飛んで移動していくので、圧巻と云えば圧巻に見える。とは言え増え過ぎた鹿による食害を連想してしまう。
オシドリ達は既に北へ去っていったのか、はたまた大群川鵜の飛来で移動したのか分からないが、次の冬まで川面は寂しくなる。
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参考: 岸辺では羽を広げたのが数羽いる。川鵜の羽は油分が少なくて撥水性能が低いため、時々羽を広げて乾燥させている。





撮影日 2018.03.22 at 刈谷市猿渡川