この星雲は視野角が割と大きいので撮り易いが、消して明るい方ではないので少しでも写りが良くなるようにと、月が沈んでから撮影を開始した。撮影した一部の画像でピンボケがあって撮り直しが出てしまい、L画像の予定枚数は撮れずに終わってしまった。撮影が終わって片付けているうちに東の空は薄っすらと明けてきた。
このNGC1360はロビンの卵との名があり、つるっとした青緑卵風なのだが、Webにupされている長時間露光ものでは双極ジェットが写っている。これが写らないか期待はあったが、R画像の撮りたてデータを強調すると「おぉぉあるある!!」画像処理後の写真でも微かに赤っぽいジェットが右横から出ている。
撮影日時 2020.09.28 AM02:30～ 撮影場所 : ベランダ
機材 : TS25(F4,1000mm) + QBPﾌｨﾙﾀｰ+TMaxｺﾏｺﾚ +QHY9ｶﾒﾗ + Optlong LRGBﾌｨﾙﾀｰ
EQ6Pro + ASI174 + PHD1 (ｵﾌｱｷｶﾞｲﾄﾞ)
撮影条件 : カメラ冷却温度-15℃
L : 1bin 10分×6枚、RGB : 2bin 各5分×3枚、総露光時間 105分
画像処理 : ステライイメージ8, Photoshop CC、セルフフラット処理
