C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

うお座銀河 NGC470,474(Arp227)とNGC467

写真左上の銀河がNGC470、その右下の青い銀河はNGC474で、2つとも地球から凡そ1億光年にある。写真右下の銀河はNGC467で先の2つとは関係なく更に遠方にある。NGC470とNGC467は周囲に淡い腕が広がっいて、どちらも分類は楕円銀河となっている。渦巻銀河では良く見かけるような腕の広がりだが、楕円銀河でもこうした腕があるんだと初めて知った。
この淡い腕を撮るには4時間くらいの露光が必要なものの、先に記事に書いたNGC891の続き撮影に手間取り、こちらの撮影スタートが遅くなってしまった。撮影3時間で西側の雑木林が邪魔となって撮影終了となり、画像処理するとやはり物足りない感じだ。

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撮影日時 : 2020.10.20 PM23:00~ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : 25cm反射(F4,1000mm) + TMaxコマコレ + QHY178Mカメラ + Baader LRGBフィルター
     EQ6Pro + ASI174M mini + PHD1 (オフアキガイド)
撮影条件 : カメラ冷却温度-20℃ 
          L : 1bin 10分×12枚, RGB : 2bin 各5分×4枚、総露光時間180分
画像処理 : ステライメージ8, Photoshop CC