C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

おひつじ座の銀河NGC772 (Arp78)

風が弱い夜がやっと巡ってきたが月没深夜1時と遅く、月没までの前座でアンドロメダ座の銀河NGC536を撮ってみた。流石に月齢10は明るくて、銀河の腕は明るい所しか写っていない。と言う事で月没まで機材はお休みモードとなった。その間夜露で機材はベトベトとなり、何だか哀れ。( *´艸`)
NGC772は銀河腕が跳ね上がっていて巻貝風に見える。腕が跳ね上がった原因は写真中央のNGC772の上にある明るい小さい銀河NGC770との重力相互作用によるものと何処かの記事に書いてあった。こんな小さい銀河で? と疑問に思うが、他に影響しそうな大きな銀河は無いようだ。
セカンド機でも銀河を撮ったが、大半の画像に星飛びが起こっていて没になってしまった。風は無かったのでケーブル類の引っ掛かりが起こったのかもしれない。
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撮影日時 : 2021.10.16 AM00:50~ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : 25cm反射 + TMaxコマコレ + QHY178Mカメラ + ASI LRGBフィルター
   EQ6Pro + ASI174ガイドカメラ + PHD2(オフアキガイド, APT撮影)
撮影条件 : -20℃, L :1bin 10分×10枚、RGB : 2bin 各5分×4枚、総露光時間160分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC