C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

ぎょしゃ座 の星雲NGC1931

夕方思いの外晴れてきたが、連荘遠征は流石に無理なのでベランダで撮る事にした。
NGC1931はステラナビにはハエ星雲と表記されていて、呼び名がある事を初めて知ったが、何とも詰まらない名だ。しかし今時ならエイリアンベビーかなぁ??
先の遠征ではAsto Photography Tooldy の新バージョン v3.90 がまともに動作せずのトラブルになったため、早速QHYの最新ドライバをインストールし、動作チェックは済ませておいた。
APTを起動させ、写野導入と本番撮影などここまでは問題なく進んだ。ところが赤道儀反転しての位置合わせでは、参照画像のセンターと同一の位置にならず、何度やっても駄目で不合格となった。参照画像の座標解析は成功するが、指定位置へ移動するモードにはなり、撮影と座標解析をやっている動作はしているものの、赤道儀は全く動いていない。そのうち「完了しました」になるので始末が悪い。
一番メリットのある機能が不合格では話にならない。設計変更して意図しない変化が起こってしまう事は良くあることだし、バグ退治に数ケ月かかるのも良くあることだ。と言う事でトラブルの無かった前バージョンに戻して暫く使うのが正解のようだ。f:id:kenwoodyjoy:20211208220227j:plain撮影日時 2021.12.03 PM22:30~ 撮影場所 : ベランダ
機材 : 25cm反射 + QBPフィルター + TMaxコマコレ + QHY183Mカメラ + Baader LRGBフィルター
   EQ6Pro + ASI174M miniガイドカメラ + PHD2(オフアキガイド、APT撮影)
撮影条件 : -20℃, L :1bin 10分×10枚、RGB : 2bin 各5分×4枚、総露光時間 160分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC