C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

オリオン座 星雲NGC1973

撮影ソフトAPT(=Astro Photography Tool)最新バージョンをアンインストールし、前バジョンにもどしたので、動作確認を兼ねてNGC1973 (ランニングマン星雲)を撮った。新バージョンでは異常な動作となった赤道儀反転後の写野導入をやってみると、参照画像の中心座標にドンピシャ合わせはできた。以前もできているのでできて当然だが、バージョンを戻したのが正解だと確認できた。
反射星雲の撮影と言う事でナローフィルターは使わずLRGB撮影としたが、星雲自体も明るいため1bin Lでの露光時間は試写してみて5分としたものの、3分の方が良かったようだ。Integration後のリニア画像median値は0.45と露出大オーバーの数値になり、こういう場合はMaskedやArcsinhストレッチは使えずSTFは有効な方法だと分かり勉強になった。

f:id:kenwoodyjoy:20211216231658j:plain影日時 : 2021.12.13 PM22:40~ 場所 : ベランダ
機材 : 25cm反射 + LPS-P2光害カットフィルター+TMaxコマコレ + QHY183Mカメラ +Baader LRGBフィルター
   EQ6Pro + ASI174M miniガイドカメラ + PHD2(オフアキガイド、APT撮影)
撮影条件 : -20℃, L :1bin 5分×13枚、RGB : 2bin 各5分×4枚、総露光時間 125分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC