C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

おおいぬ座 NGC2359

星雲は口を広げたアヒルのように見えて面白いが、中心星のエネルギーの凄まじさによるものなので、初めて撮った時には感動した覚えがある。
今回は Light Vortex AstronomyにあるNarrowband Hubble Paletteを読みながら画像処理してみた。アヒル星雲はHαとOiiiが同レベルの明るさなので、カラー合成(SAO)すると青緑色星雲となり、SCNRのGreen基準補正ではハッブルパレット風の色合いにはならないと分かった。あれこれ試してみたものの、ハッブルバレットはHα主体の星雲でないとパレットの特徴が活かせないようだ。という事でAOS合成に変更して処理した。

f:id:kenwoodyjoy:20211218152700j:plain撮影日時 : 2021.12.14 PM22:40~ 撮影場所 : ベランダ
機材 : 25cm反射 + TMaxコマコレ + QHY183Mカメラ + Baader Hα,Oiii,Siiフィルター
   EQ6Pro + ASI174M miniガイドカメラ + PHD2(オフアキガイド、APT撮影)
撮影条件 : -20℃, L :1bin 各15分×4枚、総露光時間 180分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC