りゅう座の天体撮影時期としてはちょっと遅すぎた。撮影開始が南中を過ぎていたので、2.5時間露光で雑木林に入りかけるほどになり撮影終わりとなった。撮影にはセミナロー系のQBPを使ってどの程度に写るかと始めたが、最初に撮ったL画像には淡いガスが割に明るく写っていて、これなら行けそうと一通り撮影した。ところが画像処理してみると何だかおかしい。L画像・R画像・G画像・B画像が見た目差が無いように見える。まるで同じフィルターで撮ったように見えるが、ビニング違いや諧調値はそれぞれ違っていて一見まとも。R画像にGB成分もドンと写っていておかしいが、ゴリゴリと処理して合成し、マスクを使って星雲の赤成分をドンと落としたら、青緑の淡い星雲になってきた。いつか撮り直そう。($・・)/~~~
撮影日時 : 2021.08.29 PM21:10～ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : TS25cm反射+QBPﾌｨﾙﾀｰ+TMaxｺﾏｺﾚ + QHY178mｶﾒﾗ + ASI LRGBﾌｨﾙﾀｰ
EQ6Pro + ASI174M miniｶﾞｲﾄﾞｶﾒﾗ + PHD1 (APT使用)
撮影条件 : -15℃, L :1bin 10分×9枚、RGB : 2bin 各5分×4枚 総露光時間 150分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC
