途中から月が出てくるので、セミナローのLPS-V3フィルターを付けて撮影した。V3フィルターを使うと散光星雲は写り易くなるものの、焦点距離稼ぎで鏡筒はF8と暗くなり、Sh2-112周辺の淡い星雲は極微かにしか写らない。その分背景のコントラストが上がってちょぅど良いかもかもしれない。
この2日前の夜はこの機材組み合わせで、DECガイドがボロボロで撮影中止となったが、明視野用のライトを直して極軸合わせは普通にやれるようになったので、DECガイドの飛び具合は減った。しかしそれでもガイド飛びは起こるので星は楕円気味になる。次回は面倒でもPolemasterを使って極軸合わせの精度を上げてみようかと思う。
撮影日時 2021.08.29 PM20:40～ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : FC100 + LPS-V3ﾌｨﾙﾀｰ + QHY183M + Baader LRGBﾌｨﾙﾀｰ
SynScan On GPD + ASI120Mminiｶﾞｲﾄﾞｶﾒﾗ + PHD1 (APT使用)
撮影条件 : -15℃、L :1bin 10分×6枚、RGB : 2bin 各5分×4枚、総露光時間 120分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC
