らしんばん座は低高度ながら面の木でも何とか撮影可能な領域だが、南側の空は遠くは浜松市や近くの設楽町の光芒があって撮り難い。深夜には街明かりも収まるが、今の時期はらしんばん座の南中時刻が22時なのでネオン街はまだまだ盛況だ。らしんばん座を撮るなら1月がベストとなる。それと車の出入りでのヘッドライトでレンズがまともに照射されてしまうので、その対応も必要だ。隣の方達と語らっていても、車の出入りがあると話を打ち切ってレンズ前に立たないといけない。何の話だったっけ?となる。
撮影は光害カット威力の大きいBPフィルターを付けて行った。星は結構暗くなるのでカメラのファインダーでは写野の目印になる星が見えない。右眼でファインダー、左目は肉眼で空を見ることで凡その写野は掴めるので、試写しては少しづつずらして写野は何とかなった。