C#7の星空周遊

愛知県の山とベランダで星空撮影

おおぐま座の銀河NGC2985+NGC3027

NGC2985は写真右の銀河で、銀河腕は中心核に近い色濃い部分と外周の淡い部分の濃淡差が大きい。これは単に密集度の差だと書いてあった。中心核に近い部分は星生成が盛んだと書いてあったので、青っぽく写るのかと思いきや赤っぽい。ハッブル撮影の写真見ると大量の塵・分子雲があって、なるほどねとなった。
写真左のNGC3027は先の2985と同じグループでサイズが6万光年と小ぶりな銀河のようだ。しかしこの撮影では時間を多めにしたものの、星の発色が良くなく冴えない。別の機材で同じ時間帯に撮ったNGC2170も露光時間の割には写りが悪く、どうもシーイングが良くなかったようだ。

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撮影日時 : 2020.12.12 PM23:30~ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : FC100 (F8, 800mm) + QHY183カメラ + Baaderフィルター
   EQ6Pro + ASI120MMガイドカメラ + PHD1
撮影条件 : カメラ冷却温度-20℃
           L : 1bin 10分×12枚、RGB : 2bin 各5分×4枚、総露光時間180分
画像処理 : ステライメージ9, Photoshop CC