ライオン星雲を艶やかに仕上げるぞぉーーと張り切って撮るつもりだったが、やっと晴れてきて撮影を始めたものの、開始時刻が遅すぎて終盤には西側の雑木林が邪魔になり、予定の画像撮れずに終了となった。その上途中からカメラに結露が出て何じゃぁーーと泣けてきた。冷却カメラは良く使っているが、結露は滅多に起こらないためメンテが疎かだったと反省。先日乾燥材(シリカゲル)の入れ替えをやった所、シリカゲルは乾燥材としての用を為さないくらいの状態になっていた。
撮影としては失敗だったが、3時間近くは撮った事と結露でNGの範囲は少なかったので画像処理をやってみたが、結露リカバーは半日以上もかかって流石に疲れた。( ﾟДﾟ)
◆カメラ結露リカバー
下の写真は結露で暗く落ち込んだRGBのB画像。結露は撮影の終盤に起こったようで、G画像は結露僅かで済んだものの, その後撮影のB画像とOiiiは酷くなった。結露で星雲の細部や星はまともには写っていないので、復元したと言っても背景の明るさを持ち上げたに過ぎず、拡大してみると補正した部分はガサガサ。(#^.^#)v ﾄﾍﾎﾍﾎ
撮影日時 : 2021.10.05 PM23:00～ 撮影場所 : 茶臼山面の木駐車場
機材 : FC100 + FC35 + QHY9ｶﾒﾗ + Optlong LRGBHaOiiiﾌｨﾙﾀｰ
撮影条件 : -20℃, 1bin L : 10分×6枚、Ha・Oiii:各10分×2枚、2bin-RGB : 各5分×4
総露光時間 160分
画像処理 : PixInsight, Photoshop CC
